さかな料理 世界の魚料理 ロシアにようこそ! ロシア料理といえばボルシチ、ピロシキ、ビーフストロガノフあたりを想像しますね。 さてロシア料理では魚が占めるウェイトってどんなものなんでしょうか。 有名な肉料理が多いので、余り魚料理なんてなさそうな気がしますが…とんでもない。 ロシアでは魚料理の文化が深く刻まれているのです。 18世紀のロシアでは人々の一日の食事量の半... サカマ
さかな料理 世界の魚料理 インドネシア料理あれこれ 日本から飛行機で6時間、赤道直下のインドネシア首都・ジャカルタに到着します。 入国審査を済ませて空港ターミナルの出口を抜けると、重く甘い香りと共にムワッとした南国特有の暑さがお出迎えします。 インドネシアは東西に5,110キロメートルと非常に長く、1万3,446島という世界最多の島嶼を抱える国です。 約300の民族で構... サカマ
さかな料理 世界の魚料理 スペイン・パエリア スペイン料理は勿論、欧州の料理を思い浮かべたとき、真っ先に出て来るのが“パエリア”ではないでしょうか。 バレンシアオレンジでお馴染み、スペインの東に位置するバレンシア地方がパエリアの発祥の地です。 バレンシア地方は温暖な地中海性気候がもたらす豊富な野菜と果物、目前の地中海より様々な海の幸が獲れるのです。 そしてスペイン... サカマ
さかな料理 台湾の魚食文化 その2 さて前回は「台湾の魚食文化」と言いながら、台湾料理概論みたいになってしまいました。 今回は具体的なお話をしたいと思うのですが、果たして…!? 台湾は元々マレーやポリネシアをルーツとした様々な先住民族で住民が構成されていましたが、16世紀以降は漢民族が開拓民として入植をしました。 そしてオランダや日本の統治時代を経験して... サカマ
さかな料理 台湾の魚食文化 その1 正月も終わり、ようやく落ち着いた日常が訪れて参りました。 新しいカレンダーの“2017年”という数字に、2010年代も終盤に差し掛かっているんだなぁと感慨深く思った今日この頃です。 ついこの間2010年になったと思ったのに…時の流れは早くて残酷だなんてニヒルなことを考えつつ、今日の晩御飯は寒ブリが食べたいと思っていたり... サカマ
さかな料理 ワニ肉のハンバーガーが旨い!? 今年の3月にリニューアルオープンした兵庫県神戸市の須磨浦海浜水族館ではイリエワニの飼育展示がされていますが、何と園内でワニ肉を使用したハンバーガーが販売されているのです。 メンチカツ状にしてチリソースとタルタルソースを添えて一日10食限定で販売しています。 人気は上々で、肉を挟むバンズをワニの頭の形にする予定にしている... サカマ
さかな料理 正統ブイヤベースの憲章はご存知? 寒い時期に温かいブイヤベースで魚を味わうのも、これまた幸せな気分になりますね。 ブイヤベースとは南フランスのプロヴァンス地方、地中海沿岸の代表的な海鮮料理で、マルセイユの名物料理です。 ブイヤベースの始まりは遥か昔、漁師が獲って来た魚で形が変な魚や、値が付かない魚を自分たちで消費するため、大鍋に魚をブチ込んで塩汁だけで... サカマ
さかな料理 台湾お魚食べ歩き その2 台湾の首都台北から100kmほど東に進んだところに、位置する宜蘭県。 人口46万人の都市で、日本最西端の与那国島から110kmの距離しか離れていません。 天気のいい日には与那国島を見ることができ、一方の与那国島は宜蘭の山間を見ることができます。 蘭陽渓の沖積作用により形成された平野は肥沃な土壌が広がり農業が盛んです。 ... サカマ
さかな料理 台湾お魚食べ歩き その1 遅れ馳せながら、あけましておめでとうございます。 本年も皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げます。 さて、私は年末から年始にかけて2週間ほど台湾に出掛けておりました。 台北は例年と比べて雨が多く肌寒いものでしたが、台湾南部の高雄は概ね天候は良く、気温も25℃と初夏並みの爽やかな気候でした。 台湾料理と言えば有名なものは小... サカマ
さかな料理 東京・大阪 握り寿司食べ比べ(その2) さて、前回では戦後の食料統制をきっかけに、国内の握り寿司の殆どが「江戸前」スタイルになったことを綴りました。 現在の魚は、高い鮮度を保ったままの技術とスピーディな流通網で全国を結んでいます。 そのため東京や大阪、その他の都市でも、冬の北海道のタラバガニや寒ブリなど旬の魚を寿司ネタに美味しく食べることができるようになりま... サカマ