ここ数年、全国的にスルメイカが不漁続きですが、北海道稚内市の沖合では7月より好調な漁が続いており、連日スルメイカを求めにやって来た日本全国の漁船が集結しています。 日本海側のスルメイカ漁は、例年夏になると本州から北海道南部にかけて沖合で行われていますが、ここ数年は日本海の海水温が高く不漁が続いていました。 本年6月1日...
サカマ
旬の魚、魚の調理方法から、漁港、産地のレポート、記事など、魚に関わる様々な情報を発信していきます。
サカマの記事一覧
去る10月6日、水産庁は太平洋でのクロマグロ沿岸漁業のうち、とくに資源量が低迷している30キロ未満の小型魚について、北海道や青森、和歌山など20の道府県に対して定置網漁の操業自粛を要請しました。 これらの地域では定置網漁の共同管理をしており、本年7月から来年6月に至る期間で、総計580.5トンの漁獲量の枠が割り当てられ...
去る9月19日、福岡市中心部の海でちょっとした騒ぎがありました。 福岡市東区・人工島アイランドシティの近く、博多湾に流れ込む香椎川の河口に夥しいほどの魚の群れが押し寄せたのです。 水面は真っ黒になるほどの魚の群れ、これをみて驚いた通行人から沢山のツイートがありました。 そしてツイッターで知った釣りファンたちは、急いで香...
前回に引き続き、またまたザリガニのお話しです。 水田や用水路、川などに広く生息しているザリガニ、子供の頃釣って遊んだことはありませんか? 日本に生息する殆どのザリガニが“アメリカザリガニ”というもので、真っ赤な殻が特徴的です。 そして驚くほどの雑食性で、人間が食べるものなら何でも食べてしまうほどです。 そんなアメリカザ...
秋が深まり、食べものが最も美味しい季節となりましたが、全国さかま図鑑ファンの皆様「食欲の秋」を如何お過ごしでしょうか。 旬の魚の素材の味を楽しみながら、ビールをグイッ…、いいですねぇ。 やっぱ、このときの魚は誰が何と言おうとサンマではないでしょうか。 夕方になったらベランダや庭で、七輪でじわじわと焼いてゆくんです…皮目...
前回までは海外漁船がどれだけ日本のサンマ漁に影響があるのか、お話をしました。 今回は日本近海の海洋変化について見てゆきましょう。 さて、サンマが減った日本沿岸付近ではサンマの代わりにサバやイワシの水揚げ量が増えており、サンマ漁の漁師たちは棒受け網の中に入っているサンマ以外の魚種の魚の増加に頭を抱えています。 水産総合研...
さて、まだまだサンマを巡るお話を続けてゆきたいと思います。 台湾をはじめ、中国、韓国、ロシアなどによる“外国漁船”の存在が、日本のサンマ漁水揚げ激減とどう関連するかということについてですが、実際のところその数値を出すのは難しいとされています。 台湾漁船が遠洋航海に特化した1,000トンクラスの大型船が主流で長期に渡り操...