そもそもホタルイカってどんな魚?
ホタルイカとはホタルイカモドキ科の小さなイカで大きさは、オスは4〜5cm、メスは5〜7cmとなります。
また、腕や腹部に発光器を沢山もち、蛍と同じように青く光ることからホタルイカと呼ばれています。
富山県富山湾では、数百万匹のホタルイカが押し寄せて、闇夜に光り輝く幻想的な光景が広がり、「ホタルイカ群遊海面」として国の特別天然記念物に指定されています。
ホタルイカはまずい?どんな味がするの?
ホタルイカは、痛むのが非常に早いため、多くは漁獲後、釜ゆでされて出荷されます。
また、獲れたてを茹であげたホタルイカは、丸のまま食べる事ができ、身は甘みがあってプリプリの食感で、内臓は独特の旨味がありトロリとした味でとても美味しいです。
ホタルイカの味の表現として、腹がパチンとはじけて、トロリとしたワタの食感が舌の上に広がり、イカとは違った美味しさです。
ただ、目と口、背骨も一緒に食べることができますが、食べた時の口当たりを良くするのに、しっかり取り除くことをお勧めいたします。
そして、美味しいホタルイカの選び方が、ふっくら膨らんでいる状態が新鮮で、身がしっかり詰まっている状態です。
さらに、表面にツヤがあるのが良いとされています。
刺身を食べる場合は、冷凍されているホタルイカを解凍して食べる事をお勧めいたします。
ホタルイカの刺身を安心して食べることができるのは、産地に出向いて取れたてを食べるか、マイナス30度以下での低温処理されている必要があります。
ホタルイカの刺身の味は、肝が弾けてクリーミーさとほんのり苦味が広がり、その後に身の甘みがきて美味しいです。
ホタルイカが美味しい旬の時期はいつ?
ホタルイカは、1年中収穫する事ができますが、旬の時期は春の3月〜5月と言われています。
旬の時期のホタルイカの味は格別で、旨味が凝縮されて、身が柔らかく甘みがあるのが特徴です。
ホタルイカの主な産地は兵庫県と富山県となります。
さらに、旬の時期はホタルイカ群遊海面も見られ、幻想的な光景を見ることができます。
ホタルイカを美味しく食べることができるレシピは?
ホタルイカは、さまざまな料理にする事ができ、刺身や干物、パスタやアヒージョなどがあります。
ホタルイカの干物の味は、肝が濃厚で、コクと旨味が凝縮されている美味しさになっています。
サイズが4〜5cmであることから、素材の大きさをそのまま生かした調理で、料理の見た目も楽しむことができます。
そこで、ホタルイカを美味しく味わうことができるレシピを紹介いたします。
ホタルイカの炊き込みご飯
風味豊かで、旨味も強くしっかりした味わいが楽しめるホタルイカの炊き込みご飯を紹介します。
準備物は、米、ボイルしたホタルイカ、生姜、醤油、みりんとなります。
下ごしらえに、ホタルイカの目と口、軟膏と呼ばれる透明な骨を取り除きます。
しっかり取り除くことで、口当たりがよく、子供たちにも食べやすくなります。
初めに、米2合を研ぎ炊飯器の内釜にセットします。
その時、水は通常より少なくし、1.5合分くらいにしておきます。
次に、醤油大さじ2、みりん大さじ2を加え混ぜ合わせます。
その際、2合の目盛まで水分が足りない場合は、水を足します。
その後、みじん切りした生姜(10〜20g)と下ごしらえしたホタルイカ(100〜150g)を並べて、ご飯を炊き上げます。
炊き上がり後、ざっくり混ぜ合わせれば完成です。
ホタルイカの味噌和え
お酒のおつまみにとっても合う、ホタルイカの味噌和えを紹介します。
準備物は、ボイルしたホタルイカ、味噌、酢、砂糖となります。
ホタルイカは、しっかり下ごしらえをしたものを使用すると良いでしょう。
初めに、味噌大さじ1.5〜2、酢大さじ1、砂糖大さじ1を混ぜ合わせます。
次に、ホタルイカを和えて完成です。
また、菜の花や、ニラ、わけぎなどをお好みで加えることで、見た目も華やかになり食欲を注ぎます。
ピリ辛がお好みの方は、地辛子を入れることでピリッとアクセントのある味噌和えになります。
ホタルイカの味についてまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回、サカマでは以下のトピックについてご紹介してきました。
- そもそもホタルイカってどんな魚?
- ホタルイカはまずい?どんな味がするの?
- ホタルイカが美味しい旬の時期はいつ?
- ホタルイカを美味しく食べることができるレシピは?
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