最近、近所に24時間営業の大型業務スーパーが開店しました。 肉や野菜、魚など生鮮品やら加工食品、ありとあらゆるものが豊富な品ぞろえでしかも安価、 スーパーやコンビニでは見ることのないドデカイ業務用品に心が躍ってしまいます。 すっかり最近では毎日買い物に繰り出しており、色んな食材をワクワクしながら見て回るもんだから店内に...
アワビの記事一覧
前回では黒潮大蛇行による海流の変化で神奈川から静岡、愛知にかけての沿岸部ではシラスとなる“カタクチイワシ”の仔魚が不漁になることをお話ししました。 昨年確認された黒潮大蛇行は2004年(平成16年)以来の非常に大きな蛇行で、この状態が長期化すると様々な魚種の生息に影響が出てくることは必至です。 東京都島しょ農林水産総合...
黒潮大蛇行によって日本の沿岸部、特に東海、関東地方では大きな影響があることを前回お話ししました。 大蛇行の周辺の沿岸部では海面が上昇するので高潮時では浸水の危険性、また冷たい海底の海水が掻き回され海面に向かい“冷水塊”が発生することにより局地的に大気が冷やされてしまい例年以上に冬が寒いこと、そして南岸低気圧が通常時より...
今回は前回の続き、魚介類を放流・移植する上で気をつけなければならないことをお話ししてゆきたいと思います。 魚介類の移植事業にあたって、元々生息している種の生息を脅かしてはならないことを、ブラックバスを例にして前回綴りました。 ブラックバス以外にも朝鮮半島から移植した“ライギョ”ことカムルチーや、台湾から来たタイワンドジ...
漁業を取り巻く環境は水産資源量の減少、魚価の低迷、燃油費高騰など厳しい状況が続いています。 コスト構造改善に向けて改善をするも漁船新船製造など莫大な設備投資の捻出が厳しく、漁船の老朽化が進んでいます。 そして担い手が不足しているので漁業の将来が危ぶまれており、とりわけ沿岸漁村地域では漁業不振から地域経済の落ち込み、過疎...
世界的に資源量が極端に減り、絶滅危惧種という扱いになっている太平洋産・クロマグロの漁業規制を無視した漁獲が、国内で相次いで発覚しました。 クロマグロ以外にも、ウナギの稚魚である“シラスウナギ”、ナマコ、アワビなどの最高級魚介類密漁の摘発が多くなっており、しかも増加傾向にあるのです。 漁獲について定めた法律や規制を無視す...
さて前回は「台湾の魚食文化」と言いながら、台湾料理概論みたいになってしまいました。 今回は具体的なお話をしたいと思うのですが、果たして…!? 台湾は元々マレーやポリネシアをルーツとした様々な先住民族で住民が構成されていましたが、16世紀以降は漢民族が開拓民として入植をしました。 そしてオランダや日本の統治時代を経験して...
鳥羽市のホームページに「海女募集」の記事がありました。国の地域おこしの一環で、鳥羽市の「地域おこし協力隊」として、鳥羽市の魅力を発信するために海女の募集をしているのです。 鳥羽市は三重県の志摩半島に位置しており、伊勢湾と太平洋の熊野灘に面した風光明媚なリアス式海岸で形成されています。 海岸線は全域が伊勢志摩国立公園に指...
放流前日に種苗は野菜ネットに種苗を小分けして、野菜バスケットの中に入れて水槽に安置します。※1 小分けする理由は運搬の効率化以外に、種苗受け入れ先は放流場所を数か所に分けて行うからです。 翌日の早朝に受け入れ先がチャーターした漁船が到着するので、海水が張っている魚槽に種苗を小分けした野菜かごを入れ込んで出荷します。 ...
桜が咲く頃、すくすくと育ってきたトコブシの稚貝は食欲が旺盛で、配合飼料を残さず食べます。 この頃になると、かなり大きさに個体差が出てきます。 同じ時期の採卵の種苗でも、最少6ミリ、最大23ミリとかなり大きさにばらつきがあるのです。 なるべくなら放流時までに大きさの個体差を解消して、小さい個体は早く成長させたいところです...
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