さかなと地球環境 なんと! サバがマグロを産むんですって? 何とも興味を引く話ですね。でも、本当の話なんです。2015年11月15日の朝日デジタルを読んで驚きました。そこには「魚のタイムカプセル」なんてものも登場します。 マグロは近畿大学がクロマグロを養殖していますが、日本人はもっとたくさんのマグロをほしがっています。世界からは日本がマグロを獲りすぎるため、資源が減ってしまった... サカマ
さかなと地球環境 近畿大学、ウナギ味のナマズ量産化への道のり 鹿児島県の大隅半島、航空自衛隊基地がある鹿屋市とウナギの養殖で国内シェアトップを誇る志布志市の中間に東串良町という小さな町があります。 その町の田んぼが広がる田園風景の中に10を超えるビニールハウス群があり、育てているのは何とウナギとドジョウです。 1973年に設立された有限会社牧原養鰻が運営を行っており、年間40トン... サカマ
さかなと地球環境 近大卒の「近大マグロ」が大学祭で解体ショーに出演 大阪の有名私立大学に近畿大学があります。地元では近大と呼ばれて親しまれています。 近畿大学といえばクロマグロの養殖で全国に名を知られた大学ですね。 今年(2015年)11月2日に大学祭が行われました。農学部のある奈良県奈良市中町のキャンパスでは、大学祭のイベントの中に「近大マグロの解体ショー」がありました。 和歌山県串... サカマ
さかなと地球環境 漁獲制限 ノルウェーに学ぶ ノルウェーの漁業への取り組みを、日本が今学ばねばならない時期に来ています。 かつては世界屈指の漁業大国だった日本は、最盛期の漁獲量の3分の1まで減っています。 原因はいろいろ考えられますが、乱獲や日本の漁業管理システムの問題、それに漁師の高齢化や後継者不足も大きな要因です。如何すれば漁業に活気が戻るのか、4人の専門家の... サカマ
さかなと地球環境 謎の多いウナギの産卵地を環境DNA鑑定で解明 ウナギは謎の多い魚と言われてきました。川や沼で誰でも簡単に獲れる魚で、貴重なタンパク源として昔から親しまれてきた魚です。 近年、日本では天然のウナギが少なくなってきました。養殖しようにもどこで産卵しているのかもわかりません。ウナギの稚魚は少量だが獲れることが分かっています。 ウナギの稚魚は「シラス」と呼ばれ、鹿児島や四... サカマ
さかなの知識 海外に学ぶ日本の漁業の在り方~魚を守る漁業への転換~ 近年、日本では魚が獲れなくなった。大変だ。如何すればいいのだろう。よその漁業国はどうなっているのか。こんなことで騒いでいるのは日本だけのようです。 今年(2015年)10月2日、帝国ホテルにおいて地球環境フォーラム「漁業国日本の凋落と魚の危機、海をどう守る?」という分科会が開催されました。 この分科会から分かったことは... サカマ
さかなと地球環境 秋の味覚・秋刀魚に不漁の危機 今年の秋刀魚は小ぶりなものが店頭に並んでいます。銀色の魚体を光らせてアピールしてきますが、例年に比べるといまひとつ迫力がないように見えます。 秋刀魚は日本のものと思っていましたが、いまや中国や台湾でも人気があるようです。広大な海洋ですが、資源には限界があります。 日本の漁業は資源を大切に保護・管理しながら漁獲を進めてき... サカマ
さかなと地球環境 高級魚になったり大衆魚になったりとワタシは忙しい・マイワシ物語 ワタクシはイワシの梅肉揚げが大変好物です。 イワシ料理は煮ても、焼いても様々なバリエーションが楽しめます。 さて、日本の大衆魚でお馴染みだったマイワシは、この二十年以上にわたって獲れないと報じられています。 漁獲量で見ると1988年(昭和60年)の448万トンをピークに減少の一途を辿っています。 2001年には年の水揚... サカマ
さかなと地球環境 日本海沿岸の人々と風土文化を共に生きている魚・ハタハタ (その2) ハタハタの漁期は秋田では産卵期の11月から12月、秋田に次いでハタハタの消費が多い鳥取では9月から5月となっています。 同じ魚種でも何故漁期が異なるのか?それには明確な理由があるのです。 秋田では定置網や刺し網で産卵のため浅瀬に上がってきたハタハタを漁獲します。 卵を持った魚が沢山獲れるのが特徴です。 一方、鳥取は日本... サカマ
さかなと地球環境 日本海沿岸の人々と風土文化を共に生きている魚・ハタハタ (その1) 秋田名物の魚といえば「ハタハタ」ですね。 ハタハタとは雷の轟く音「ゴロゴロ」に由来しています。 豊漁のときは雷が轟き、荒れた海に因み、カミナリウオという呼び名があります。 秋田ではハタハタが県魚に指定されており、日常の食事や正月になれ寿司を食べるなど生活風習や郷土料理には欠かせない存在です 主に北西太平洋、日本海沿岸、... サカマ