さかなの知識 鯖街道、そしておいしいサバのお話 その1 北陸・福井県小浜市に位置する小浜漁港。 当SAKAMAに於きましても、こちらで水揚げされた素敵な海の幸をいつもご紹介いたしております。 この小浜漁港は大変古い歴史を持つ名門の漁港で、また江戸時代は上方(大阪)から北海道間を商取引しながら運航していた北前船の寄港地でもありました。 漁港に面した若狭湾沖合は寒流と暖流が交り... サカマ
さかなの知識 イギリスとタラの戦争 その2 前回の続き、1958年に勃発したタラ戦争のお話です。 NATO(北大西洋条約機構)の調整やアイスランドの政権交代などにより1961年にイギリスがアイスランドの主張を認めて終結しました。 そのとき交わした条約の中に「再び紛争が勃発したときには、どちらかの要請により国際司法裁判所に提訴できる」という一文が組み込まれています... サカマ
さかなの知識 イギリスとタラの戦争 その1 前回はイギリスのソウルフードである“フィッシュアンドチップス”について綴りました。 具材に使われる魚は特にタラ類の身が美味しいこともお話しましたが、タラは日本同じく水産資源に於いて大切な魚なのです。 そしてイギリスは過去にアイスランドとタラを巡って戦争していたのです。 しかも20年近く。 そんな“タラ戦争”ですが、いっ... サカマ
さかなの知識 カジキは潜水艇さえ襲う その2 最近ではカジキの吻が高速遊泳できるために必要な役割があることも研究されており、学術誌『Journal of Experimental Biology』に論文が掲載されました。 これまで高速で泳ぐことができる魚には筋肉に奇網という熱交換器官を備えられているため、周りの海水より体温を高く保つことができ、水温が低いときに筋肉... サカマ
さかなの知識 カジキは潜水艇さえ襲う その1 魚屋を物色していると、時折見事なほど美しい桃色のカジキの切り身を見つけるときがあります。 大概、ラベルに記載されているカジキとは“メカジキ”のことを意味します。 適度に脂が乗っているので、塩コショウでムニエルにして食べるのが好きなんです。 この一週間、お腹を下してお粥など流動食ばかりだったので、バターとともに香るメカジ... サカマ
さかなの知識 魚の視力 先日メガネを買い換えました。 3年前に作った黒縁のウェリントンは軽くて掛けやすい、お気に入りのメガネなんですが、最近小さな文字がとみに見えづらくなってきまして…。 検眼をしたら視力が落ちていた(0.3→0.1)ことは勿論、乱視が強くなっていました。 そして“老眼”っていうものが始まっていましたよ。 シジューを過ぎてから... サカマ
さかなの知識 おいしい干物 私が子供の頃父親に「干物の味が分かれば一歩大人になるんだ」と言われたものです。 確かに子供の頃の私の舌はマグロの刺身などわかり易い味を好み、干物など深い味わいの食べ物は苦手でした。 そして時は二十年以上経過して四十路の道を突き進む私の舌は、父親の言ったとおり「干物大好物!!」になったのでした。 ただし自分が立派な大人に... サカマ
さかなの知識 今日の魚 クエ クエはマハタに似た魚類で大きな魚体が特徴で、1メートル以上の大きさを誇ります。 日本付近に生息するクエは重荷西日本から南方の太平洋から東シナ海、南シナ海の沿岸や、大陸棚の深さ50メートルの岩礁やサンゴ礁に生息します。 また生息数は少ないものの青森県以南の日本海にも存在します。夏に産卵期があり雌性先熟の性転換を行う魚で、... サカマ
さかなの知識 真鯛と縁起 正月とは暦の初めであり、旧年が無事終わり新年を迎えたことを祝う行事です。 玄関にお供えされた松や竹の門松には、生命、不老長寿、繁栄を祈願して木々に宿る神様、年神を迎え入れるという、おめでたい意味合いがあります。 日本では真鯛は縁起がいいものの一つで、祝いの席では欠かさせない存在です。 めでたい象徴として、七福神の恵比須... サカマ
さかなの知識 長く冷凍した魚を最大限美味しくするには…その2 前回の続きです。 再氷結とは別に凍った食材の脂質が酸素に触れて品質低下する、所謂“脂焼け”という問題もあります。 死んだ魚は保水力がなくなり、自分が持っている脂や体液により細胞が壊れてしまいます。 脂焼けは不飽和脂肪酸が多く含んでいる魚に起こりやすく、脂がよく乗った魚の切り身や干物を冷凍するときは注意が必要です。 脂焼... サカマ