さかなの知識 臭いものほど旨い!? 4月に入りすっきりしない天気が続きますが、日に日に暖かくなってきていますね。 青空に映える桜の花びらを写真に収めたかったのですが、今年は叶わぬ夢となりそうです。 今日の東京は23℃、今年初めての半袖一枚の外出でした。 歳を取るにつれて、季節の変わり目に香る匂いに敏感になっている気がします。 ふとそんな匂いを嗅いだとき、... サカマ
さかなの旬 イイダコ 季語歳時記にあり、国内でもっとも愛されている小型のタコです。 「いい」とは「飯」のことを意味し、春に飯粒のようなの子を持つことからこの名前が付けられました。 関西以西ではおでんの具に使用されている馴染み深いタコです。 旨みと程よい甘さがあり、クセがない味わいです。 煮るときに酢を少量入れると身が柔らかく仕上がり、そして... サカマ
さかなの旬 非常に美味!ハッカク(トクビレ) 大きなウロコとヒレが特徴の魚です。 島根県、朝鮮半島よりサハリンまでの日本海側、相模湾より北の太平洋、オホーツク海など比較的寒冷水域水深200メートル以浅の砂泥底に生息し、 鰈(カレイ)狙いの底引き網船に昆獲されます。この為、水揚量は少なく、幻と言われる所以となっています。 産卵、成長に付いては、未だ不明とされている魚... サカマ
さかなの旬 真ホッケ 安定した旨さのホッケです! 首都圏や近畿などに流通するときは、開いた干物として店頭に並ぶことが多いですね。 鮮度がいいと透明感がある白身です。 脂は筋肉に混在しています。一般的に魚体が大きい方が旨みがあります。 干物にすると、淡泊な身の味に独特の食感があり、また骨が取りやすく食べやすくなります。 ホッケの干物を焼くと、... サカマ
さかなの旬 春を告げます!クロメバル クロメバルの水揚げが春の到来を感じさせられます。 市場に出回る「メバル」は2種。 「ウスメバル」と「メバル」。 オレンジと黒のメバルです。 流通量の多さから、ウスメバル(オレンジ)を一般的に「メバル」。 本来のメバルを「黒メバル」と呼んでいます。 ややこしいのですが、本当のメバルは「黒メバル」です。 メバルは春告げ魚と... サカマ
さかなの旬 春の魚。カサゴ ヒレの棘が鋭く、見た目はごつごつしています。 しかし、身はとても上品でクセがない味わいの中に深い旨み、 いい乗りの脂から湧き出る甘みが絶品です。 身の硬さは、締まりのある歯ごたえがとてもいい白身です。 アラからいい出汁が取れるので、汁物にしても最適です。 焼きや刺身にするときは魚の頭が大きいため、歩留まりが少し 落ちま... サカマ
さかなの知識 コミューター航空会社の最新機材で魚の流通が円滑に 「琉球エアコミューター」という航空会社は日本航空の系列会社で、那覇空港や石垣空港をベースに沖縄離島を結ぶ航路を運航しています。 離島の人々の大切な足のみならず、物の流通に欠かせない存在の航空会社です。 琉球エアコミューターはカナダのデ・ハビランド・カナダ社が製造するボンバルディアDHC-8・Q100という39人乗りと、... サカマ
さかなの知識 深海魚の美味しいお話 ディスカバリーチャンネルやナショジオなどで時折、深海について取り上げられることがあります。 これが実に面白いのです。 深海という未知の世界に魅せられて、まだ仕事が全然片付いていないのについつい見入ってしまいます。 大抵、最後まで番組を見て見終えた爽快感とともに、大幅に進んだ時計の針を見てうなだれてしまいますが…。 番組... サカマ
さかなの旬 チカメキントキ(近目金時) キントキダイの仲間で、キントキダイよりも鮮やかな赤い色の魚です。 キントキとは足柄山の金太郎の前掛けのことが由来です。 比較的暖かい沿岸各地の水深100m前後の場所に生息します。 全身は硬い鱗に覆われており、腹ヒレが長く鋭いのが特徴的です。 日本海側よりも太平洋側で漁獲されます。 血合いが美しい白身です。 刺身にすると... サカマ
さかなの旬 春の美味しさ!モンゴウイカ モンゴウイカとは、春になると入荷が増える「カミナリイカ」です。 暖かくなり大気が不安定になると雷が鳴り響きます。 そんなときに沢山獲れるイカです。 ずんぐりむっくりした特徴ある形のイカです。 また食用イカの中では大きい部類で、銅の長さが20センチを 超えるものもあります。 寿司ネタや天ぷらでお馴染みで欠かせないもので、... サカマ