スルメイカは日本の食文化に深く根付いており、古来ではスルメイカは朝廷の贈り物として貢がれていました。
そして、今でも縁起の良い魚介類のひとつであり、祀りごとに用いられています。
スルメイカの最大漁獲国および消費国は日本ですが、最近の世界的和食ブームで多くの国に向けてスルメイカが輸出されています。
墨を吐きながら群れを成す「墨群れ(スミムレ)」という言葉が「スミメ」と転じたことが、“スルメイカ”の語源となりました。
日本沿岸には北海道から太平洋、日本海、東シナ海と広く分布しているイカで、重要水産資源に指定されている魚種のひとつであり、1998年にはTAC(漁獲可能量)の指定魚種となりました。
これにより、将来に渡って永続的に持続可能な魚種として、資源管理の重要な対象になっています。
刺身や寿司のネタなど生食から、焼き物、煮物、酢の物、天ぷらなど幅広い料理でスルメイカの旨さが楽しめます。
またスルメイカは天日干しの干しするめをはじめ、塩辛、イカそうめんなど多岐に渡って加工品に使用されています。
漁業から食品加工業に至るまでスルメイカは幅広く流通されており、まさに日本の経済を支えていると言っても過言ではありません。
画像出典元:https://kazutoshimaru.net/8150
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