そもそもソデイカってどんな魚?
?igshid=YmMyMTA2M2Y=
ソデイカとは、胴の左右にある耳と呼ばれる部分が着物の袖のような特徴を持つ、大きいもので胴の長さが1m、体重が20kgを超える大型のイカのことです。
ソデイカは鮮度の良い間は全体的に赤く発色しています。これが、鮮度が落ちるに従い発色が弱くなっていき、全体的に白くなります。
ソデイカは主に世界中の温帯〜熱帯域に生息していますが、日本近海でも、主に沖縄から日本海西部に生息しています。
かなり大きい見た目のため、目にした人はかなりビックリすることが多く、それが呼び名にも現れており、ソデイカのことを「ロケット」と呼ぶ地域もあります。
また、ソデイカには他にもいくつか呼び名があり、「アカイカ」や「タルイカ」「せーいか」とも呼ばれています。
ソデイカはまずい?どんな味がするの?
?igshid=YmMyMTA2M2Y=
ソデイカの味については、そのままだと身が硬めで、旨みも少ないです。しかし、ソデイカは特殊で一度冷凍・解凍してからの方が身が軟らかくなり、甘みも増します。理由としては冷凍することで身の線維が崩れるからだと言われています。
また、調理の幅は広く、刺身、ソテー、天ぷらやフライ、その他にも煮物などにすると美味しくいただけます。
特にソデイカの刺身の味は冷凍・解凍を行った後ではモチッとした食感としっかりとした甘みを感じられ、大変美味しいです。
けれど、ソデイカを購入してもすぐに食べれないのはなぁと思うかもしれませんが、基本的にスーパーなどで売られているソデイカは既に冷凍になっている場合が多いため、解凍すればすぐに美味しいソデイカの味わいを感じられます。
ですが、実は釣りたてや冷凍・解凍していないソデイカにも良さがあります。それは、耳の部分に関しては硬めの食感の方が美味しいと言われているため、ソデイカの元々持っている特徴が活きてくるんです。
耳の部分の刺身を食べてみたい方は釣りたてか冷凍・解凍していないものを選んでみましょう。
ソデイカが美味しい旬の時期はいつ?
ソデイカの味が最も美味しくなる旬の時期は主に秋口で10月・11月と言われていますが、市場では基本的に冷凍された状態で出回っている為、一年を通して美味しく食べることが出来ます。
そのため、ソデイカは比較的旬が長いと言えます。
ソデイカを美味しく食べることができるレシピは?
ソデイカを美味しく食べることが出来る方法はここまでの間にご紹介してきましたが、ここからはさらに詳しくレシピでご紹介していこうと思います。
ソデイカを簡単にいろいろな味で楽しめるようなレシピとなっておりますので、ソデイカが手に入った際には、是非ご自宅でも作ってみてください。
ソデイカのバター醤油ソテー
まず1つ目のレシピは「ソデイカのバター醤油ソテー」です。
手順は以下の通りです。
1.ソデイカに細かく格子状に切れ目を入れ、塩コショウを振ります。
2.フライパンに油を敷き、ソデイカを切れ込みを入れた面を下にして中火で焼きます。焼き色がついたらキノコ類を入れます。
3.ソデイカに火が通ったらバターを入れ溶かし、火を止めてから醤油とレモン汁入れて混ぜて完成です。お好みでパセリもどうぞ。
材料と分量は以下のとおりです。
・ソデイカ:200g
・しいたけ:1/2パック
・まいたけ:1/2パック
・バター:20g
・醤油:小さじ2
・レモン汁:小さじ1
・パセリ:適宜
ソデイカと昆布の煮物
さて、2つ目のレシピは「ソデイカと昆布の煮物」です。
手順は以下の通りです。
1.まずソデイカを薄めにスライスします。昆布を水で戻し、2~3cmの幅に切ります。
2.鍋に油を敷いて熱し、ソデイカと昆布を炒めます。油がなじんできたら醤油、みりん、砂糖を入れ、さらに炒めます。
3.鍋にかつおだしを加えて、昆布が柔らかくなる程度まで煮込みます。
4.最後に塩で味を調えれば完成です。
材料と分量は以下のとおりです。
・ソデイカ:250g
・昆布:1枚
・かつおだし400mL
・醤油大さじ1
・みりん大さじ1
・砂糖大さじ1
・塩少々
ソデイカの味についてまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回、サカマでは以下のトピックについてご紹介してきました。
- そもそもソデイカってどんな魚?
- ソデイカはまずい?どんな味がするの?
- ソデイカが美味しい旬の時期はいつ?
- ソデイカを美味しく食べることができるレシピは?
サカマでは、魚に関する様々な情報をご紹介しております。
よろしければ、ぜひ他の記事もご覧ください!
[widget id="custom_html-2"]