【2022年最新】ホタルイカの値段相場はどれくらい?旬の時期・人気の調理方法もご紹介

そもそもホタルイカってどんな魚?

ホタルイカとは、冬になるとスーパーでよく見る、小さくて赤いイカのことです。

障害物に体が当たると身を守るため反射的に青く光ることから「蛍のようなイカ」ということで名づけられました。

他にも、水面と同じように光ることで外敵から身を守るため、とも言われています。

このように光るイカは珍しいですよね。

ホタルイカは胴長5~7㎝ほどのイカで、日本全域に生息していますが、捕獲高が多いのは富山県と兵庫県です。

ホタルイカは分類学上、ツツイカ目ホタルイカモドキ科ホタルイカ属に属しています。なぜ、ホタルイカモドキなのでしょうか。

日本で元々ホタルイカ、ホタルイカモドキの2種が発見・命名されていました。しかしよく調べてみると、ホタルイカは日本以前に海外で発見されており、その特徴がホタルイカモドキの方に類似していました。そのため、ホタルイカはホタルイカモドキ科の中に含まれるようになったのです。

ホタルイカは酢の物の付け合わせとして食べたり、味噌汁に入れてもプクッとした食感があっておいしいですよね。

ホタルイカはこのように色々な食事に使うことができます。そして栄養もしっかりあるので、とても良い食材となります。

ホタルイカの値段と旬の時期についてみていきましょう。

ホタルイカの値段相場はいくら?

ホタルイカの主な産地は兵庫県、富山県です。

スーパーのホタルイカの相場は、だいたい300~500円台になります。

スーパー 産地・量 値段(税込) 100gの値段(換算値)
全国的な大手スーパー 富山県産80g 約430円 540円
関東中心の大手スーパー
(ネットスーパー)
兵庫等150g 約420円 280円
関東・近畿地方中心のスーパー
(ネット)
兵庫県産90g 約320円 360円
関東・近畿地方中心のスーパー
(ネット)
富山県産90g 約430円 480円

値段の差がある理由として、ホタルイカは中国地方沖から富山県沖まで移動します。富山県沖にいる時に産卵を迎えるため、丸々と肥えた状態のホタルイカが手に入りやすいのです。また、富山県では、産卵のために海岸沿いまで上がってくるメスが捕獲されるのですが、オスよりメスの方がおいしいと言われています。そのため、富山県産の方が値段が高いのです。

※基本的に全国で出回っているものは、ボイル後のホタルイカです(”生食用”の表示あり)。

※価格は2023年1月現在(同時期)のものです。

実は、様々な魚介類の漁獲量は年々減ってきています。これは、ホタルイカも例外ではありません。

兵庫県はホタルイカの漁獲に力を入れ始めたので年々増加していますが、以前から有名な産地であった富山県の漁獲量は直近20年間の間に随分減少しました。

これを受け、2018年に漁業法が改正されました。

漁獲量・資源の確保のため、色々な魚の調査が始まり、2021年にホタルイカも評価対象魚に組み込まれました。

ホタルイカは通年商品ではないため、旬の時期のみにぜひ味わってみてください!

ホタルイカの旬の時期はいつ?

12月~6月頃まで出回っていますが、ホタルイカを一番おいしく食べることができる時期は、3月~5月です。

旬の時期であれば一番おいしく、一番お手頃な値段で手に入れることができるでしょう。

ホタルイカはどのような調理方法で楽しむことができる?外食の値段は?

ホタルイカは、ほとんどがボイルされたホタルイカであり、生食できる形で販売されています。

酢漬けやサラダ、お刺身の一品として、更には鍋焼きうどんやパスタ等…様々な形で食べることができます。

外食であれば、街の定食屋さんや料亭、イタリアンレストランでも楽しむことができます。

定食屋さんやパスタ屋さんであれば1,000円~1,500円の間の料金で、ホタルイカの入った料理を楽しむことができるでしょう。

ホタルイカのお刺身

もしボイルされたホタルイカではなく、”生”ものだった場合、あまり食べる機会がないため、刺身をお勧めします。

生のホタルイカには(どの魚介類もその可能性がありますが)寄生虫がいるため、内臓を”必ず”とりましょう。

(肝を食べたい!という方は、”冷凍処理”されたホタルイカを必ず選んでください。)

① 目の上の袋(胴体)を半分に切る

② 足をもって引っ張っると、内臓が出てくる。(内臓は切り捨てて廃棄)

③ 胴体に指をつっこんで、突っかかる部分があれば、それは骨なので、骨を引っ張って取る。

④ 目玉を取る

⑤ 目玉の近くに、硬い石みたいなものがあるので(嘴)、それも取る。

⑥ 塩でもみ洗いをする(塩でもんだ後、水で洗い流す) 完成

わさびや生姜、ねぎなどと一緒に食べてみてください!

ホタルイカのお刺身の値段は、外食の場合、盛り合わせで700~1,500円ほどかかりそうです。

ホタルイカの沖漬け

こちらも同様に、生でホタルイカを食す場合のレシピです。

日本人であれば誰もが親しみのある醤油の味つけです。

<調味料>

酒 大2

濃口醤油 大1

みりん 大1

① 鍋に調味料を入れ、煮立たせる

② アクを取る

③ 味見をして、冷やす。冷えたらタッパーに注ぐ。

④ 上記の「刺身」レシピの方法で下処理したホタルイカの水気をふき取り、タッパーの中で寝かす。冷蔵庫にしまって完成!

好みにもよりますが、2日ほどでかなり味がしみ込んでおいしくいただけます!

ホタルイカの沖漬けの値段は、外食(一般的な居酒屋)の場合、600円ほどで食べることができますよ。

ホタルイカの値段についてまとめ

いかがでしたでしょうか?
今回、サカマでは以下のトピックについてご紹介してきました。

  • そもそもホタルイカってどんな魚?
  • ホタルイカの値段相場はいくら?
  • ホタルイカの旬の時期はいつ?
  • ホタルイカはどのような調理方法で楽しむことができる?外食の値段は?

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