さかなの知識 ウナギあれこれ その2 さて、日本で主に食されているウナギは“ニホンウナギ”という種ということと、その生息域について前回綴りましたが、今回はその稚魚である“シラスウナギ”について綴ってゆきたいと思います。 まず、ニホンウナギは海洋で産卵が行われます。 卵から孵化した稚魚はその後、河口付近の汽水域から淡水の河川で成長をします。 孵化した仔魚はレ... サカマ
さかなの知識 ウナギあれこれ その1 今年も夏が近づいて、土用丑の日のウナギの申し込みのお知らせを街中で見る機会が多くなりました。 今年の土用の丑の日は7月25日と8月6日です。 さてウナギと言えば最近はもっぱら養殖のものが主流で、国内流通しているもののうち97%が養殖だそうです。 天然ウナギが流通しているうちの僅か3%しかないということに驚きましたが、そ... サカマ
さかなと地球環境 近畿大学、ウナギ味のナマズ量産化への道のり 鹿児島県の大隅半島、航空自衛隊基地がある鹿屋市とウナギの養殖で国内シェアトップを誇る志布志市の中間に東串良町という小さな町があります。 その町の田んぼが広がる田園風景の中に10を超えるビニールハウス群があり、育てているのは何とウナギとドジョウです。 1973年に設立された有限会社牧原養鰻が運営を行っており、年間40トン... サカマ
さかなと地球環境 謎の多いウナギの産卵地を環境DNA鑑定で解明 ウナギは謎の多い魚と言われてきました。川や沼で誰でも簡単に獲れる魚で、貴重なタンパク源として昔から親しまれてきた魚です。 近年、日本では天然のウナギが少なくなってきました。養殖しようにもどこで産卵しているのかもわかりません。ウナギの稚魚は少量だが獲れることが分かっています。 ウナギの稚魚は「シラス」と呼ばれ、鹿児島や四... サカマ
さかなの旬 鰻(うなぎ) 夏といえばウナギでしょう。夏バテせずに暑い夏を乗り越えるために、鰻を食べる。土用の丑の日には鰻を食べる。これが日本の風習ではないでしょうか。 鰻について調べてみました。俳句の季語にもウナギは夏。四季の魚で調べても鰻は夏の魚です。しかし旬は何時かというと秋から冬にかけてが旬だという。 夏に食べるウナギは養殖ウナギであり、... サカマ