マトウダイはまずい?その味や美味しいレシピ、旬な時期をご紹介

そもそもマトウダイってどんな魚?

マトウダイとは、マトウダイ目マトウダイ科に属する魚です。

マトウダイは、西部太平洋・地中海・インド洋・東部大西洋など温かい地域で生息しており、日本では本州中部〜東シナ海の沿岸部に生息しています。

ただ、群れは作らず単独で遊泳しているので、まとまった漁獲がなかなか難しい魚としても知られています。

そのため流通量が少なく、見聞きしたことがないという方がほとんどではないでしょうか。

日本ではあまり知られていないマトウダイですが、西洋ではムニエルのメインとして使われる代表的な魚です。

体長は40cmほどのものが多く、大きいものでは90cmほどになるものが獲れることもあります。

魚や甲殻類を好み、大きな口で吸い込むように獲物を捕食して生活しています。

また、マトウダイは漢字で「馬的鯛」と書かれるように、馬のような頭部と、弓を射るときの的のような斑点が特徴的な魚です。

的のような斑点が特徴であることから、別名「的鯛」とも呼ばれます。

マトウダイはその特徴的な見た目から、他にもカガミダイやカネタタキ、ツキノワやモンダイなどさまざまな地方名でも呼ばれています。

マトウダイはまずい?どんな味がするの?

マトウダイは、どのような味なのでしょうか。

西洋でムニエルの代表魚として使われるマトウダイは、癖がなく淡白な味わいの白身魚です。

淡白な味ですが、コクや旨味が強くモチモチとした食感が味わえます。

またマトウダイは、肝や卵も非常に美味しいことで有名な魚です。

小骨がないため、お子様やお年寄りの方でもマトウダイの味を楽しめるでしょう。

マトウダイが美味しい旬の時期はいつ?

マトウダイが釣れる旬の時期は、産卵期の春〜夏と言われていますが、味が美味しいといった意味での旬は2月〜5月と言われています。

2月〜5月は産卵を控えているため、マトウダイは体に栄養をたくさん蓄えます。

1年の中でも特に寒さの厳しい季節を乗り越えるために、栄養をたくさん蓄えているので、この時期のマトウダイは非常に美味しいと評判です。

ただ、マトウダイの産卵の時期は地域ごとでずれるため、旬の時期も少しづつずれています。

また、マトウダイの肺や卵も非常に美味しいと評判です。

ただ、マトウダイは単独で遊泳しているため、まとめて漁獲することが難しい魚として知られています。

そのため流通量が少なく、まとまった入手が困難な魚です。

マトウダイを美味しく食べることができるレシピは?

マトウダイは癖がなく淡白で、そのうえコクや旨味が強い魚です。

白身魚に分類されるマトウダイは、日本のみならず世界中でその味が楽しまれています。

特に西洋では、ムニエルの代表魚として有名な魚です。

小骨がないため、お子様や高齢の方でも食べやすいでしょう。

またマトウダイは、肝や卵も非常に美味しいことで有名です。

鮮度がいいマトウダイは、お刺身で食べるのがおすすめです。

ムニエルやお刺身の他にも、マトウダイは唐揚げやフライ、煮付けや鍋料理などさまざまな食べ方でその味が楽しまれています。

今回は、簡単で美味しく味わえるマトウダイのレシピを紹介します。

フライ

まず、マトウダイを食べやすい大きさに切ります。

次に、切ったマトウダイに塩胡椒をまぶします。

塩胡椒を塗したら、マトウダイに小麦粉、溶き卵、パン粉の順にまんべんなくつけていきます。

そして、170〜180°くらいの油で、マトウダイをきつね色になるまで焼き上げます。

焼き揚げたマトウダイをお皿に移したら、お好みのタルタルソースをつけて完成です。

ムニエル

まず、マトウダイを食べやすい大きさに切ります。

次に、切ったマトウダイに塩胡椒、小麦粉の順にまぶします。

熱したフライパンにバターを加えます。

フライパンにマトウダイを入れ、弱火〜中火で焦げないようにしっかりと両面を焼きあげます。

マトウダイが焼き上がったら、表面に塩を薄くまぶして、お好みでレモンを添えたら完成です。

マトウダイの味についてまとめ

いかがでしたでしょうか?
今回、サカマでは以下のトピックについてご紹介してきました。

  • そもそもマトウダイってどんな魚?
  • マトウダイはまずい?どんな味がするの?
  • マトウダイが美味しい旬の時期はいつ?
  • マトウダイを美味しく食べることができるレシピは?

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