先日、「さかなを愛でて食べる会in海士町」というイベントに参加してきました。 このイベントは、毎回ある魚種をテーマにして魚が好きな人が集まり、その姿をじっくり見たり、触ったりしながら関心を深め、そしておいしくいただくという流れで行われています。いわゆる「食育」にもつながるテーマなのですが、それよりももっと敷居が低く、「...
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今回も夏休み中の話をします。 夏休みには、山口県の他にも、静岡県の大瀬崎にも行きました。 大瀬崎は、魚種がとても豊富なことでダイバーなどに人気なスポットです。 早速シュノーケルをつけて海に入りました。 海底の砂を足で巻き上げるとクロサギ、ヨメヒメジがよってきました。 クロサギやヨメヒメジは、人が足でまいあげた砂の中に混...
どうも、こんにちは。 最近はこちらも少しずつ生簀の上の暑さもおさまりつつあります。 もう少しだけ頑張ればこれを抜け出せると思いながら作業しております。笑 春と秋は船の上も風がめっちゃ気持ちいいので期間的には短いですが、待ち遠しいです。 宮崎でも冬場は風が吹くと手足が凍えます。 今回は、どんな魚が養殖されてるのかについ...
サカマ図鑑をご覧のみな鯖、こんにちは。 島根県の離島・隠岐にある海士町でいよいよ鯖の養殖テストが開始されますので、今回はそんなお話を。 そもそもこのプロジェクトが始まったきっかけは、私が個人blogに書いた「定置網で獲れたローソク鯖をなんとかしたい」という記事をサバ料理専門店「SABAR」を展開する㈱鯖やの右田社長が読...
はじめまして、原田泰希(はらだたいき)です。 今回からサカマ図鑑に珍魚や未利用魚の味、特徴、自分の海遊びの記録などについて書かせていただきます。 今回は自己紹介を少ししようと思います。僕は都内に住む小学六年生の男子です。とにかく魚が大好きで、特にクラカケトラギスという、スズキ目トラギス科の魚が好きです。 僕はそのような...
さてさて、サケのお話も気が付けば7話になってしまいました…。 こんがりと朱色に焼けたサケの身をアチアチと頬張りつつ、このサケは太平洋を回遊していたんだなぁとしみじみした夕食でした。 サケが川で生まれてから海に向かい、成長期から成熟期にかけて広い海原を回遊することは皆さんご存知のことと思います。 前回、なかなか解明できな...
シロザケやカラフトマスなど、回遊性の特徴が強いサケ系魚類は成長期から成熟期の数年間は海洋に出ることは広く知られたことですが、回遊するコースは最近まで判明されていませんでした。 魚体の遺伝的性質を利用した標識方法により、海洋生活の間の回遊コースが解明されつつあります。 サケの生活史が判明されることにより、サケ科魚類の資源...