そもそもヘダイってどんな魚?
皆さん、『ヘダイ』って知ってますか?
タイってついてるからマダイの仲間?
タイって付いてるくらいだし美味しいの?
ヘダイを知らない方のためにヘダイがどんな魚なのか、特徴や味について紹介します。
まずは、ヘダイがどんな魚か解説します。
ヘダイとは、主に西日本などの暖海を中心に分布し沿岸の岩礁域に生息している事が特徴です。
タイとついてる魚のほとんどが、『あやかり鯛』というマダイではないのにタイの名前を持つ魚がほとんどの中で正真正銘マダイの1種です。
見た目は、全体的に白っぽく体系が平らで背中が張り出して見えます。
生まれた時は、全てがメスで成長すると両性期を経てオスとなる個体がでる魚です。
市場価格は、比較的安価で提供されています。
ヘダイという呼び名は地域名の1つで、主に千葉、香川、徳島、福岡での呼び名です。
他の呼び名ではシロダイ、マナズなど、多くの呼び方があります。
ヘダイはまずい?どんな味がするの?
そんなヘダイの味ですが、いったいどんな味がするんでしょうか?
わりと安く売ってるし、そんなに美味しくないのでは?
と思っている方もいるかもしれません
実際はどうなのでしょうか?
ここからは、ヘダイの味について解説していきます。
ヘダイはマダイの1種ということもあり、臭みが少なくあっさりとした上品な甘みが特徴的です。
臭みが少ないので刺身はもちろん、焼き物、煮物、干物と様々なレシピで美味しく食べることができます。
まさに、万能食材と言ってもいいほどの魚です。
さらに産卵後の回復が早いのが特徴で旬でなくても比較的美味しく食べることができます。
そんなヘダイですが、旬のヘダイはさらに脂がのりマダイすらも超える味になると言われるほど美味しくなります。
他にもヘダイは良質なビタミン、ミネラル、タンパク質といった栄養素が豊富に含まれているという特徴があります。
特にビタミンD、E、B1、B6、B12 などのビタミン系は他の魚類を圧倒するほど豊富に含まれています。
比較的安価で取引されているにも関わらずマダイを超える程の味と様々なレシピに対応する万能性を兼ね備えており、栄養素が豊富に含まれているヘダイをもし見かけたらぜひ召し上がってください。
ヘダイが美味しい旬の時期はいつ?
そんなヘダイの味が、一番美味しいとされている旬はいつなのでしょうか?
ヘダイはマダイと同じく、旬が2回あります。
まず、1回目の旬は3~5月です。
ヘダイは、3~5月ごろに産卵期を迎えます。
卵に栄養を与えるために、体内に栄養を溜め込んでいるため脂がのり美味しくなります。
しかし、産卵後すぐは1番味が落ちる時期となります。
次に2回目は、9~12月です。
ヘダイは産卵で失った体力を戻すために捕食活動が活発化し、疲労を回復します。
疲労が回復したヘダイは1番脂がのり、マダイを超える味になると言われるほど美味しくなります。
サカマアプリは注文時に魚の下処理が頼めて、
最短で翌日にご自宅に届きます!
漁師さんから直送の獲れたて鮮魚を食卓に!
美味しい魚はこちらから!
ヘダイを美味しく食べることができるレシピは?
ここからは、ヘダイの味を活かして美味しく食べることができるレシピをご紹介します。
ヘダイの刺身
レシピと言っていいのか微妙な部分がありますが旬のヘダイは脂がのり、マダイを超える程の最上級の美味となります。
そんなヘダイを楽しむには余計な味付けはせず刺身を楽しむことをオススメします。
さらにサクをとってから1日寝かせることにより甘みとうま味がまし歯ごたえもやわらかくなります。
ヘダイのあら汁
刺身にした残りのあらを使ってあら汁を作るのもオススメです。
無駄なく使うことができ、特に旬のヘダイは脂が溶け出し絶品となること間違いなしです。
以下は明石浦漁業協同組合さんのあら汁レシピです。
個人的には、これに大根やにんじん等をいれても美味しく頂けるかと思います。
材料
1.ヘダイ(あら) :1尾分
2.だし昆布 :5cm
3.水 :2カップ
4.味噌 :適量
5.キザミネギ :適量
ヘダイの味についてまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回、サカマでは以下のトピックについてご紹介してきました。
- そもそもヘダイってどんな魚?
- ヘダイはまずい?どんな味がするの?
- ヘダイが美味しい旬の時期はいつ?
- ヘダイを美味しく食べることができるレシピは?
サカマでは、魚に関する様々な情報をご紹介しております。
よろしければ、ぜひ他の記事もご覧ください!
[widget id="custom_html-2"]