【2022年最新】高級魚オオモンハタの値段相場はどれくらい？旬の時期・人気の調理方法もご紹介

2022年3月16日 2022年8月4日

そもそもオオモンハタってどんな魚？

オオモンハタとは、最大で50センチの2kgほどまで成長するハタ科の仲間です。
標準サイズは35センチ〜40センチで1kg前後で、ハタ科の中では小型に部類されます。

体全体が褐色で、大きめの斑紋があり網目模様に見えるのがオオモンハタの特徴です。
しかし色や模様に個体差があるハタ科の魚は見分けるのがとても難しいです。
オオモンハタは尾びれの先に白くふち取るように入っているので、この部分がオオモンハタに似た魚の「ホウセキハタ」と見分けるポイントです。

ハタ科の魚は高級魚としてとても有名です。
ハタ科の中では小型で値段も下がるオオモンハタですが、安定して高値で取引きされている高級魚です。

高級魚であるオオモンハタの値段はどのくらいなのでしょうか？
次はオオモンハタの値段相場を3つにわけてご紹介します。

オオモンハタの相場は1kgあたり2,000円～2,500円ほどです。
そして一般的なオオモンハタのサイズは35センチ〜40センチで約1kgです。
この値段がどのくらいの相場なのか、わかりやすく身近な魚と比較してみましょう。

まずは塩焼や味噌煮でお馴染みのサバの値段は1kgあたり540円。
イワシですと1kgあたりの値段は378円です。（2021年10月15日現在）
同じ1kgあたりで比べると約4倍～6倍の価格ですので、オオモンハタが高級魚だとわかります。

ちなみにハタ科の仲間で超が付くほどの高級魚のクエは、1kgあたり1万円以上の時もあるそうです。

通販での値段相場は次の通りです。

1kg未満　　約1,200円〜2,800円
1kg以上　　約4,500円〜6,500円
1.5kg以上　約5,000円〜7,500円

最大まで成長して2kgほどのオオモンハタは1kg以上になると値段が上がります。
通販では鮮魚の取り扱いがメインで、水揚げの当日から数日の間で発送をしているケースが多いです。

オオモンハタは漁獲量も流通も少ないため、スーパーではなかなかお目にかかれない魚です。
同じく通販でも手に入れるのが難しいので、1kg以上ではさすが高級魚といった価格になっています。

その他にもふるさと納税の返礼品の中でオオモンハタの取り扱いがあります。
多くがオオモンハタ単品ではなく何種類かの魚とセットでのお届けです。

一例ですがセットのお造りの場合、1～2人前で1万円ほどの値段です。
ただし季節によって内容が変わり、10種の中からランダムで2種など種類の指定ができません。
流通が少ないオオモンハタのような魚の場合注意が必要です。

オオモンハタの40センチ以上の値段相場は、約2,800円〜4,000円です。
オオモンハタは産卵後に卵を守らないので出生率がとても低く、さらに根魚であるため成長速度が遅く大きくなるまでに時間が必要です。
そのため1,5kg前後になるとグッと価格が上がっている傾向にあります。

オオモンハタの40センチ以上のイメージはこちらです。

オオモンハタの旬は夏の7月～8月といわれています。
この時期のオオモンハタは一番脂がのっていてとても美味しいです。
そして一年を通して獲れる魚で味も値段も安定しています。

オオモンハタにとって夏は産卵シーズンでもあります。
産卵のために岸に寄ってくるので釣り人にとっては良い時期です。

オオモンハタのお刺身は絶品です。
身は引きしまっていてしっかりとした歯ごたえとモチっとした食感の白身で、淡白な味わいとほどよい甘みで脂ものっています。
シンプルにオオモンハタの旨味をたっぷり味わえる食べ方です。
一番脂がのる旬の夏に食べるのがおススメです。

外食でオオモンハタのお刺身を食べる場合の値段です。
料金は約900円～3,000円です。

一品での提供はまれですが、一皿で1,000円前後の値段で食べることができます。
そしてオオモンハタを刺身の盛り合わせの一種に取り扱っている店舗が多いです。
その場合ですと3,000円ほどの値段で食べることができます。

ハタ類を使った定番の鍋料理も絶品です。
オオモンハタの頭やアラから出汁をとるので旨味を余すところなく楽しめます。
味付けもシンプルにお酒と塩で十分美味しいので、オオモンハタのポテンシャルの高さを感じられます。
一年を通して獲ることができるので寒い冬の時期に食べるのがおススメです。

外食でオオモンハタの鍋を食べる場合の値段です。
料金は1人あたり約2,500円～5,000円です。
鮮魚を取り扱う店舗では仕入れによって提供できる魚が変わるので、事前の予約や確認が必須です。

いかがでしたでしょうか？
今回、サカマでは以下のトピックについてご紹介してきました。

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この記事を書いた人

最近魚料理にはまり、日々勉強中。都心では食べることのできない魚の美味しさに感動することばかりです。