さかなの旬 蒲鉾のおはなし その3 前回ではかまぼこを作るために、使える魚は限定されるところまでおはなししました。 さて、蒲鉾を作るために使われる魚はどんなものがあるのでしょうか。 蒲鉾を作るために適した魚はタラ類、サメ肉、イトヨリ、ベラなどの白身肉となります。 なかでもオキギス、グチ、エソ、ムツ、ハモ、ヒラメなどの肉は高級品の製造に使われているのです。... サカマ
さかなの知識 ウナギあれこれ その1 今年も夏が近づいて、土用丑の日のウナギの申し込みのお知らせを街中で見る機会が多くなりました。 今年の土用の丑の日は7月25日と8月6日です。 さてウナギと言えば最近はもっぱら養殖のものが主流で、国内流通しているもののうち97%が養殖だそうです。 天然ウナギが流通しているうちの僅か3%しかないということに驚きましたが、そ... サカマ
さかなの旬 ハモの変な習性 夏になると美味しいのがハモですね。 骨切りしたハモを湯通しして、冷たい水で掬った「ちり」や甘い照り焼き…、ハモ料理はどれも日本酒が進んでしまいます。 ああ、今年の夏も大阪に出掛けて馴染みの居酒屋で味わいたいものです。 ハモは紀伊水道、瀬戸内海、九州付近に大変多い魚で、底網や曳網、または延縄で漁獲されています。 大阪・京... サカマ
さかなの知識 本物の「鱧」を使った伝統芸能・鱧切り祭り 兵庫県篠山市 京都・大阪の夏はハモがないと始まらないと言っても過言ではありません。 優雅な京料理にも欠かせない魚で、6月の八坂神社祇園祭では「祭鱧」として祀られます。 ウナギの仲間で、ウナギよりも長く歯が鋭いのが特徴で、鋭い歯から(歯魚:ハモ)と呼ばれたのが名前の由来です。 カミソリのように鋭い歯なのに、性格が獰猛なので漁師さんは釣... サカマ
さかなの旬 夏といえば、鱧(ハモ) ハモが美味しい季節になりましたね。 時期的には気温が高くなり、鱧が活発になる時期に当たります。また、鱧は梅雨時の水を飲んで旨くなるとも言われています。 優雅な京料理にも欠かせない魚で、6月の八坂神社祇園際では「祭鱧」として祀られます。 京都の祇園祭とハモ料理の組み合わせは有名で、祇園祭の時期に京都を訪れると鱧料理が供せ... サカマ
さかなの旬 鱧(ハモ) 鱧は夏の到来を告げる魚です。鱧料理と言えばなんといっても一番有名なのは、京都です。祇園祭と鱧料理はセットと言ってもいいほど、相性ピッタリですね。鱧料理は京都の文化と言っても過言ではないでしょう。 京都ほど有名ではありませんが、大阪の天神祭にも鱧料理が欠かせないと言われます。 鱧料理は関西では夏の風物詩として知られていま... サカマ
さかな料理 和歌山県海南地方の漁師めし『魚の煮合い』と『だんご汁』 和歌山県では漁師めしによって魚のおいしさを知ってもらおうと、地元で獲れた魚を使った漁師めしのイベントを展開しています。 ☑まずは『煮合い』から紹介しましょう。煮合いというのは魚を煮る料理ですが、和歌山県加太地区を中心に「炊き食い」という料理が漁師さんによって開発されました。この料理は煮魚とは違って、煮込まないうちに食べ... サカマ