さかなの旬 かつおのおはなし その2 前回はカツオ船のお話を綴りました。 今も昔も一本釣りが主流のカツオ船が黒潮沿いの海の漁場を目指しています。 夏空の下、沢山の物干し竿ほどの太い竿が振るわれて大きなカツオが次々と釣り上げられる光景はとても勇ましいものであります。 カツオは海の表面近くを活発に泳ぎ回る魚なので、体は水の抵抗を受けにくい紡錘形をしています。 ... サカマ
さかなの旬 かつおのおはなし その1 新緑の季節になると黒潮に乗ったカツオの群れが日本近海に現わします。 本来カツオは暖流が流れる南方の海に棲息する魚ですが、春になると餌を求めて北上して鹿児島・土佐・伊豆の太平洋沿岸を通ります。 4月に水揚げされるカツオは「初鰹」と呼ばれる上物で、今も昔も初夏の風物詩ですね。 日本沿岸を訪れるカツオの群れは更に北上を続けて... サカマ
さかな料理 世界の魚料理 イタリア その2 さて前回はほとんどパスタ料理の話で終わってしまいました。 イタリアで普段から食べている魚介類料理は実にたくさんありまして…。 今回もイタリアづくしで参りたいと思います。 パスタ以外のイタリアンと聞いて浮かぶ料理のひとつが「カルパッチョ」ではないでしょうか。 牛肉や魚の生身にニンニク、オリーブオイル、グラナ・バターノチー... サカマ
さかな料理 台湾の魚食文化 その1 正月も終わり、ようやく落ち着いた日常が訪れて参りました。 新しいカレンダーの“2017年”という数字に、2010年代も終盤に差し掛かっているんだなぁと感慨深く思った今日この頃です。 ついこの間2010年になったと思ったのに…時の流れは早くて残酷だなんてニヒルなことを考えつつ、今日の晩御飯は寒ブリが食べたいと思っていたり... サカマ
さかなの旬 鰹(カツオ) 戦国時代、武士の間ではカツオが「勝つ魚」とされ、縁起がいい魚と重宝されていました。 織田信長は、清州城や岐阜城まで生のカツオを取り寄せて、刺身を家臣にふるまいました。 しかし、カツオの人気が高まるのは、なんといっても江戸時代です。 ころが、江戸時代ではこの初ガツオの高価なこと、目の玉が飛び出るほど。 1812年三月末、... サカマ
さかなの知識 江戸時代の魚のお話 さて唐突ですが、私と妻は「常磐津」という邦楽を嗜んでおります。 常磐津とは江戸時代に生まれた三味線音楽で、歌舞伎や日本舞踊で欠かすことのできないものであります。 歌舞伎の演目と同様、物語に沿って情景を語り、曲中に登場する人物の声色(こわいろ)で台詞がある素浄瑠璃というものに、中棹三味線で伴奏します。 有名なものでは足利... サカマ
さかなの知識 カツオと日本人 1月25日、千葉県勝浦市の勝浦漁港に今年最初のカツオ一本釣り船が入港しました。 一番船になったのは三重県志摩市の甚一丸(118トン)で、小笠原南方周辺で7トンのカツオを釣り上げました。 競りは大きいもので1,100円、小さいもので660円の値が付き、去年より上回っています。 落札されたカツオは築地市場や大型スーパーなど... サカマ