全国の漁港紹介 黒潮大蛇行とニッポン その4 黒潮大蛇行によって日本の沿岸部、特に東海、関東地方では大きな影響があることを前回お話ししました。 大蛇行の周辺の沿岸部では海面が上昇するので高潮時では浸水の危険性、また冷たい海底の海水が掻き回され海面に向かい“冷水塊”が発生することにより局地的に大気が冷やされてしまい例年以上に冬が寒いこと、そして南岸低気圧が通常時より... サカマ
全国の漁港紹介 平塚漁協が取り組んだ第6次産業の布石 その9 前回からの続きです。 湘南に“地元の魚”を使った飲食店を展開することを計画していた会社、ロコロジが平塚に決めた理由でしたね。 ロコロジ代表取締役常盤氏は食堂の設置候補を“平塚”と“藤沢”に絞っていました。 藤沢は全国的に有名な江ノ島、マリンスポーツやマリーンレジャーなど観光やレジャーで沢山の観光客が訪れ、古くから“湘南... サカマ
全国の漁港紹介 平塚漁協が取り組んだ第6次産業の布石 その2 前回は第6次産業についてのお話で終わってしまいました。 今回は第6次産業を積極的に取り組んでいる平塚漁協について綴ってゆきたいと思います。 首都圏から60キロ南に位置する、神奈川県平塚市。 江戸時代は東海道53次の7番目宿場町として制定されていたので、古くから商業、農業が発展しています。 神奈川県のちょうど真ん中にある... サカマ
さかなの旬 相模湾、今年もシラスの時期が始まりました! 3月11日、神奈川県では相模湾のシラス漁が解禁になり、早朝から茅ケ崎港ではシラス漁に出る船で賑わっていました。 相模湾で獲れるシラスは「湘南シラス」と呼ばれており、三浦半島の横須賀長井から小田原まで相模湾沿岸各地で広く取り扱われています。 港から200メートル程の沖合がシラスの漁場で、魚群探知機で捉えたシラスの群れを1... サカマ
さかなの旬 シラス シラスって何の子供かご存じですか?ナマズの孫?イヤあれはシラスという名前の魚?いやいやシラスとはウナギ、アユ、イワシの子供(稚魚)の総称です。 大海原で卵からかえってきたシラスは、透き通った体をしています。 おもに2㎝程度の大きさまでがシラスと呼ばれ、やがて3㎝程度になると、親イワシの様に銀色がつきはじめ、カエリと呼ば... サカマ
さかなの旬 旬!シラス シラスとは、カタクチイワシやマイワシ、イカナゴ、ウナギ、アユ、ニシンなど体に色素がない白い稚魚の総称をいいます。 塩茹でにして干したものを白子干しとして販売されており、ご飯の上に載せたり、醤油とおろし大根で食べると非常においしいですね。 関東は茹でて2時間ほど天日干しした「白子干し」が主流で、関西は更に半日日干しした「... サカマ
さかなの知識 船曳(ばっち)網漁業 船曳網漁業(知事許可漁業または免許漁業) 小型の漁船2そうで、走行しながら網をひく漁法です。 しらす船曳網とは、しらすの群れを見つけ、その魚群を取り囲むように網を入れ、その網をゆっくり曳くことで、しらす群れを網に入れて漁獲する漁業のことです。この漁法は、曳網という漁法で、漁獲対象となる魚種により網の目合や形状も異なりま... サカマ