そもそもハゼってどんな魚?
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ハゼとは、スズキ目ハゼ亜目に分類される魚の総称で、体長1cm足らずのゴマハゼから、50cmを超えるハゼクチまでいろいろ種類がいます。
また、種類数は現在発見されているものだけで2100種類(未分類も含む)以上いるとされています。
ムツゴロウもハゼの仲間で、皮膚と口の中に溜めた水で呼吸するため、干潮時には巣穴から這い出て活動し、全身で飛び跳ねて移動します。
食用や釣りの対象として人気が高いのが、マハゼとなり、北海道から種子島まで幅広く生息しています。
ハゼはまずい?どんな味がするの?
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ハゼの味は、クセが少なく淡白な甘味のある白身で、適度なコリコリとした食感があり、鯛よりも美味しいという方もいるほど、絶品な味です。
ハゼは、クセが少ないことで様々な料理に適しており、刺身ではコリコリとした食感で、天ぷらはふっくらした味を楽しむことができます。
また、ハゼは江戸前天ぷらの高級食材として取り扱われており、熱しても身があまり硬くならず、柔らかい食感でとても美味しい味です。
そして、ハゼを刺身で食べるのも美味しいですが、傷みやすく鮮度が落ちてしまうと泥臭くなることから、あまり市場に出回らないため、自分で釣って捌いて食べるのがおすすめです。
ハゼは手軽に簡単に釣れることから、釣り初心者に人気で、釣ったハゼを刺身用におろして食べると上品な甘味を味わうことができます。
さらに、ハゼのあらや卵巣、肝などは味噌との愛想がよく、汁にすることで上品な味と香りを堪能することができます。
ハゼに似た味として、キスやメゴチがいますが、天ぷらにするとハゼはふわふわした食感でとても美味しいです。
ハゼが美味しい旬の時期はいつ?
ハゼは通年漁獲される魚ですが旬の時期は、9月〜10月くらいの秋頃がサイズも大きく、身が締まって美味しい時期になります。
さらに、産卵を迎える準備をする時期で、栄養を蓄え脂が乗って美味しい時期となります。
また、ハゼは釣りやすい魚でハゼ釣りの最盛期を迎えるのも秋頃になります。
そして、大きいもので25cmを超えるハゼが釣れるため、お刺身で食べるのが適しているのも秋頃になります。
ハゼを美味しく食べることができるレシピは?
ハゼの代表的な料理として、天ぷらがありますが、それ以外でも刺身や塩焼きなどがあります。
ハゼは、骨が柔らかい魚で、クセが少ない白身魚なので、天ぷらで食べるのがおすすめです。
ただ、表面には独特なヌメリがあるため、しっかり処理を行わないと、生臭さや泥臭さが残ってしまいます。
そこで、高級食材であるハゼを美味しく味わうことができるレシピを紹介いたします。
天ぷら
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ハゼの料理と言ったら、天ぷらです。
白身のふわふわ感と衣のパリパリ感が楽しめる天ぷらのレシピを紹介します。
まずは、下処理を行います。
ハゼを塩と一緒にもみ込み、流水で洗い流し、数回繰り返してしっかりぬめりを取り除きます。
その後、ハゼの頭とうろこ、内臓を取り除き背開きにし、背骨を取り除きます。
そして、キッチンペーパーで水気を取り除き、冷水と小麦粉を混ぜた天ぷら粉につけ油で揚げます。
低温でじっくり上げることで、小骨も柔らかくなり食べやすくなります。
油からハゼを取り出して、塩をふって完成です。
甘露煮
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小さなハゼでも美味しく味わう事ができる甘露煮のレシピを紹介します。
まずは、下処理をしたハゼの頭とうろこ、内臓を取り除きます。
その後、水気をとって軽く焼きます。
焼いたハゼを冷蔵庫で寝かせ、乾燥させます。
そして、鍋に酒、みりん、酢、出汁、お茶、醤油、砂糖を入れ沸騰したら、ハゼを入れ弱火で煮込みます。
水分がなくなるまでじっくり煮込みとろみがつけば完成です。
ハゼの味についてまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回、サカマでは以下のトピックについてご紹介してきました。
- そもそもハゼってどんな魚?
- ハゼはまずい?どんな味がするの?
- ハゼが美味しい旬の時期はいつ?
- ハゼを美味しく食べることができるレシピは?
サカマでは、魚に関する様々な情報をご紹介しております。
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