全国の漁港紹介 小さなエビで漁村おこし…鹿児島県薩摩川内市長浜漁村その2【日本の漁港】 さて下甑島・長浜集落の産地品を作るおはなしの続きです。 地産品をつくるにあたり、目についたものが小さなエビでした。 エビ底曳き漁で水揚げして選別したときにタカエビ以外のヒメアマエビ、タカエビの極小サイズは値が付かず殆んど廃棄をしていましたが、これを加工することに決めました。 地産品製造にあたり集落の人々で話し合った結果... サカマ
全国の漁港紹介 小さなエビで漁村おこし…鹿児島県薩摩川内市長浜漁村その1【日本の漁港】 鹿児島県・薩摩半島から西に38キロ、東シナ海に小さな列島が浮かんでいます。 人口5,500人が暮らすこの島々を“甑島列島”といい、“上甑”“中甑”“下甑”からなる3つの有人島と、多数の小さな無人島で構成されています。 これらの島々は非常に風光明媚で、九州本土から離れていることから九州の歴史と民俗の宝庫の島と呼ばれていま... サカマ
さかなの知識 夏に食べたい魚介類その2 キビナゴ 初夏を過ぎて、鹿児島で欠かせない魚がこのキビナゴです。 ニシン類の仲間で体が細くて半透明、幅広い青銀色の立て帯が美しい魚です。 春先になると、関東南部から南日本にかけての太平洋、東シナ海方面で水揚げされます。 伊豆半島では春から夏の産卵期に外洋に面した砂浜に、産卵をするためのキビナゴの大群がやってきます。 卵は水底に沈... サカマ
さかなの旬 初夏の魚!キビナゴ 鹿児島では春先になると、銀色の美しい小魚が沢山獲れ出します。 鹿児島弁で帯のことを「キビ」といい、魚体の青い横線を見立ててキビナゴと呼ばれているそうです。 主に巻き網漁で漁獲され、鹿児島、長崎、高知など暖流に面した地域で水揚げがあります。 身は透明がかっており、小骨が多いですが脂肪は少なくさっぱりした味わいと甘みがあり... サカマ