はじめに マグロは、寿司や刺身などの日本食に欠かせない重要な食材です。近年、天然資源の枯渇問題が浮上し、養殖マグロにも関心が集まっています。特にクロマグロの養殖技術は飛躍的な進歩を遂げており、天然マグロと比較しても引けを取らない評価を得ています。この記事では、養殖マグロと天然マグロの違いや、それぞれの美味しさの秘密、...
マグロの記事一覧
新鮮なまぐろは格別の美味しさを約束しますが、その選び方は一筋縄ではいきません。輝くような赤身ととろける脂、まぐろ一つをとっても種類や産地によって味わいは大きく変わります。この記事で紹介する「美味しいまぐろの見分け方と保存方法【知っておきたいポイント】」をマスターすれば、あなたもまぐろ通に。さあ、まぐろ選びの基礎知識から...
最近、近所に24時間営業の大型業務スーパーが開店しました。 肉や野菜、魚など生鮮品やら加工食品、ありとあらゆるものが豊富な品ぞろえでしかも安価、 スーパーやコンビニでは見ることのないドデカイ業務用品に心が躍ってしまいます。 すっかり最近では毎日買い物に繰り出しており、色んな食材をワクワクしながら見て回るもんだから店内に...
さてさて前回、アンコウはとても“食いしん坊”というおはなしで終わりました。 私も非常に食いしん坊ですよ…この正月で5キロ近くも太ってしまいました。 折角、ダイエット順調にいっていたのになぁ…。 数十年前も昔のことですが、北大西洋に住む大きなアンコウ(恐らく体長1.5メートル級のアメリカンアングラーと思われる)は東海岸ニ...
さて前回ではマグロやカジキ、サメなどは“奇網”と呼ばれる特殊な血管構造で、体温を高く保ち、そして高い運動能力を維持することを綴りました。 そのなかでもクロマグロは長距離を短時間で泳ぐ非常に高い運動能力を持っており、常に体温を28℃に保つようにしています。 筋肉の温度を水温と同時に知らせる発信装置をクロマグロの体に取り付...
さて前回は金魚が自分自身で最適な水温を調整する行動をすることを綴りました。 魚類は生活するうえで最適な水温の範囲内の水域を選び、かつ体温は水温とほぼ同じです。 しかしこれには当てはまらない魚種の魚たちもいるのです。 「第3話」で触れましたが、マグロやカジキ、サメなど一部の魚の体温は水温よりも数℃から10℃も高いのです。...
前回では各々魚には適した水温帯があり、そのなかで絶えず体温が水温と連動していることをおはなししました。 そんな魚の一方で、マグロやカジキなど運動性が非常に優れた魚は魚類では特殊な“奇網”と呼ばれる血管構造を有しています。 まず奇網を用いてエラに気体を送り込み、浮力の調整を行います。 そしてエラの“ガス腺”から静脈血中に...
本年8月8日、NTTdocomo(以下、ドコモ)と日本IBMでは第一次産業に向け、人工知能(AI)を利用したIoTソリューションの提供を9月中旬より提供することを発表しました。 ドコモが開発する「自然対話エンジン」、「画像認識エンジン」、日本IBMが提供する「IoT分析プラットホーム」を連携させて、カメラから得た画像情...
季節の移り変わりとともに魚は産卵や餌を求めて、北へ南へと集団で大移動するものがあります。 これが“回遊”でマグロ、カツオ、サケ、マス、サンマ、ブリ、イワシなどが季節によって移動をしています。 これらの魚が一日、または一時間にどれだけの速度で移動をするのか知ることは、魚が漁場にやってくる時期を想定して、合理的に漁を行うこ...
魚にはそれぞれ種類によって食べ頃の旬が違うことは皆さんご存知でしょうが、これは魚の大きさによって異なるということは知っていますか? この“旬”というのは、実は成魚の身の旨さについてなのです。 魚が成魚になると、次世代の子孫の繁栄のために繁殖という重要な活動を行います。 これは魚に限らず全ての生き物の定めですね。 繁殖に...