平塚食堂の開店に当たり、食堂の設置場所の選定とともに重要なことは“人材の選定”でした。 平塚漁港にある食堂は自分たちで全て料理をしなければなりません。 通常、飲食店では材料は食品メーカーから仕入れすることがほとんどで、その食材はある程度加工、調理されているので、軽く揚げる、または焼けば完成するものもあれば、ほとんど出来...
平塚漁港の記事一覧
さて前回からの続きです。 「地元の魚をもっと様々な人々に知ってもらいたい」とそれぞれ活動をしていた平塚漁協と株式会社ロコロジは、お互い一緒の方向性を知ることになります。 そして両者が話し合った結果、「平塚の魚を使った食堂」をつくることになりました。 最初の構想としてロコロジはレストランの形態ではなく、港の近く魚の加工場...
前回は第6次産業についてのお話で終わってしまいました。 今回は第6次産業を積極的に取り組んでいる平塚漁協について綴ってゆきたいと思います。 首都圏から60キロ南に位置する、神奈川県平塚市。 江戸時代は東海道53次の7番目宿場町として制定されていたので、古くから商業、農業が発展しています。 神奈川県のちょうど真ん中にある...
平塚漁港の一角に、大きな水槽があり魚が泳いでいます。 魚を漁獲した漁師さん達が笑顔で「ヘイ、ラッシャイ!」と呼び込みをして、お客さんから訊かれる魚の質問を丁寧に答えています。 平塚漁港では毎月第四金曜日の午後に、「地どれ魚直売会」を開催しています。 獲れたての魚がお手頃の価格で手に入るという評判で大人気なこの直売会、平...