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	<title>黒潮 - 魚の総合メディア | サカマ図鑑</title>
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	<description>魚に関することいろいろ</description>
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	<title>黒潮 - 魚の総合メディア | サカマ図鑑</title>
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		<title>黒潮大蛇行とニッポン　その3</title>
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		<dc:creator><![CDATA[サカマ]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 19 Feb 2018 11:00:55 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[全国の漁港紹介]]></category>
		<category><![CDATA[黒潮]]></category>
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					<description><![CDATA[さて戦前には判明していた“黒潮大蛇行”ですが、この事象が発生することによって我々の生活に於いて大きな影響があるのです。 地球は自転の影響により、大気と海洋が渦巻くことがあります。 最も馴染み深い例では“低気圧”ですが、これは大気の渦によって…]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>さて戦前には判明していた“黒潮大蛇行”ですが、この事象が発生することによって我々の生活に於いて大きな影響があるのです。</p>
<p>地球は自転の影響により、大気と海洋が渦巻くことがあります。<br />
最も馴染み深い例では“低気圧”ですが、これは大気の渦によって出来上がります。<br />
さて海洋の渦巻きといえば“鳴門の渦潮”が有名ですが、今回のテーマ“黒潮大蛇行”との関連性はどんなものかというと…。<br />
黒潮が大蛇行している状態というのは、“黒潮の一部が分離して”関東から東海地方、そして関西にかけて沿岸から西に流れ込むように渦巻いていることです。<br />
この大蛇行状態の渦は低気圧が中心部で低く、その周辺部が高いように中心部の海面が低く、周辺の海域の水面が高いのです。<br />
そのため、中心部から離れた沿岸域では水面が数センチから数十センチ隆起してしまうので、浸水の可能性があります。</p>
<p>そして低気圧の中心部が“上昇”しているように、蛇行した黒潮の中心部では海の底から上部に向かって海水が移動しています。<br />
海の底は上層部と比べて水温が低いため、この海水が“冷水塊”となって海面に向けて上昇します。<br />
この冷水塊によって暖かい黒潮の流域が冷やされてしまうため、魚類の生息状況に大きな影響が発生します。<br />
そのため、例年よりも魚が獲れなくなるということがあり、黒潮の大蛇行は漁業関係者の悩みのタネなのです。<br />
また大蛇行の影響によって局地的に非常に寒くなることがあり、関東地方では黒潮大蛇行が発生した年には大雪が降るという統計があるのです。<br />
関東地方で降る雪雲は本州の南岸を通過する“南岸低気圧”によるものですが、黒潮大蛇行時で冷水塊があるときは通常の南岸低気圧より更に南を通ることが判明しています。<br />
黒潮大蛇行時の南岸低気圧が日本沿岸を通過するとき、暖気がいつもより北に向かって通過をしないため“大雪の回数が増える”のです。</p>
<p>1969年(昭和44年)から2007年(平成19年)の38年の間、黒潮大蛇行時の南岸低気圧の発生は58回ありましたが、そのうち東京で大雪が降ったのは12回、また黒潮が蛇行していない直進時では南岸低気圧が25回発生していますが東京では大雪が降ることがありませんでした。<br />
そして興味深いことに、黒潮大蛇行時は日本海地方に記録的な大雪が降るのです。<br />
黒潮の大蛇行により海洋に変化が現れ、更に大気にも大きな変化があると見られています。<br />
<cite><a href="http://aruku.sancyou.com/vvmiyako.html" target="memo" rel="noopener">画像出典元：http://aruku.sancyou.com/vvmiyako.html</a></cite></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><a href="https://sakama.tokyo/blog/archives/3091">黒潮大蛇行とニッポン　その2</a></p>
<p style="text-align: right;"><a href="https://sakama.tokyo/blog/archives/3097">黒潮大蛇行とニッポン　その4</a></p>
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		<title>黒潮大蛇行とニッポン　その2</title>
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		<dc:creator><![CDATA[サカマ]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 18 Feb 2018 11:00:03 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[全国の漁港紹介]]></category>
		<category><![CDATA[黒潮]]></category>
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					<description><![CDATA[昨年9月に発生した黒潮の蛇行は、近年まれに見るほどの大きな“振れ”があることを前回おはなししました。 黒潮が大蛇行することの詳細が判明したのは1975年(昭和50年)のことで、この蛇行とは一時的な海流の異常ではなく、蛇行した流れが長期に渡り…]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>昨年9月に発生した黒潮の蛇行は、近年まれに見るほどの大きな“振れ”があることを前回おはなししました。<br />
黒潮が大蛇行することの詳細が判明したのは1975年(昭和50年)のことで、この蛇行とは一時的な海流の異常ではなく、蛇行した流れが長期に渡り安定していることが判明しています。<br />
ちなみにその昭和50年当時の黒潮大蛇行のときでは、工業排水で汚い東京湾の水が澄んで底が見えた程だったそうです。</p>
<p>1927年(昭和2年)、当時神戸にあった海洋気象台所属の調査船「春風丸」は、日本付近の精密な海洋調査を実施したことにより、日本周辺を流れる海流の存在が明らかになりました。<br />
また春風丸の調査成果として「海流図」が生まれ、日本の南海上を航行する船舶にとって重要な“ナビゲーションツール”となりました。<br />
船が西から東に向かって航行するときは黒潮の流れに乗り、逆方向に進むときは黒潮の海流を避けて航行するのです。<br />
効率よく海流を公開に利用することで、燃料や航行時間の節約に繋がります。</p>
<p>しかし実際に「海流図」に基づいて航行したところ、地図とは異なる海流が目前にあることがしばしば起こりました。<br />
そして海軍もこのことは早くに察知しており、春風丸の海流調査から8年後の1933年(昭和8年)巡洋船“鳥海”が土佐沖の海流を調査したところ、海流図よりも黒潮の存在位置がずれていたことが判明しました。<br />
そしてその後も潜水艦が別々の軍港を出港して四国沖で落ち合う“ランデブー訓練”の際、海流の流れが海流図とは違っていたため落ち合えなかったケースが相次いで起こっていたのでした。</p>
<p>船舶での海流調査は表面の流れだけ、しかも海面に吹き付ける風が影響することに対して、潜水艦による海流調査は風の影響がない水中深くの地点で行うため精度が上がります。<br />
そして海軍はついに日本付近を流れる海流は、時期によって変わっていることを突き止めたのでした。<br />
つまり、海流図を作成した1927年当時と海軍が調査した1933年時点では、黒潮の流れは蛇行をしており変わっていたのです。<br />
ちなみにこの当時は黒潮大蛇行のことを「黒潮異変」と呼んでおり、戦後以降、黒潮にまつわる様々な研究と観測により大蛇行は“黒潮が取る安定した経路のひとつ”ということが判明したのです。</p>
<p><cite><a href="http://blog.goo.ne.jp/negokunta/e/9a99e25cc2275b52385a00c41b738b4a" target="memo" rel="noopener">画像出典元：http://blog.goo.ne.jp/negokunta/e/9a99e25cc2275b52385a00c41b738b4a</a></cite></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><a href="https://sakama.tokyo/blog/archives/3086">黒潮大蛇行とニッポン　その1</a></p>
<p style="text-align: right;"><a href="https://sakama.tokyo/blog/archives/3094">黒潮大蛇行とニッポン　その3</a></p>
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		<title>黒潮大蛇行とニッポン　その1</title>
		<link>https://blog.sakama.tokyo/archives/3086</link>
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		<dc:creator><![CDATA[サカマ]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 17 Feb 2018 11:00:42 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[全国の漁港紹介]]></category>
		<category><![CDATA[黒潮]]></category>
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					<description><![CDATA[2017年9月、近年まれにみる“黒潮大蛇行”が発生しました。 陸上で日常生活を送っている中で黒潮大蛇行といわれても、何だかピンとこないですよね。 黒潮が蛇行するとどんな事象が発生して、我々の生活にどんな影響があるのでしょうか。 さて、そもそ…]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>2017年9月、近年まれにみる“黒潮大蛇行”が発生しました。<br />
陸上で日常生活を送っている中で黒潮大蛇行といわれても、何だかピンとこないですよね。<br />
黒潮が蛇行するとどんな事象が発生して、我々の生活にどんな影響があるのでしょうか。</p>
<p>さて、そもそも「黒潮」とは何ぞや。<br />
黒潮は暖かい水温の水の流れ、つまり暖流のことですが起源は赤道北側を西向きに流れる“北赤道海流”という海流で、フィリピン諸島の東で北に向かって流れます。<br />
これは「コリオリの力の緯度変化の影響」といわれていますが、コリオリの力とは回転座標上で移動した際に移動方向と垂直な方向に向かって移動速度に比例した大きさで受ける“慣性力(見かけ上の力)”のことと定義されているのですが、ワタクシにはさっぱり分かりません…っていうか、イメージが掴めないです。<br />
そもそもコリオリ力を“こりおりか”と呼んでいたほどのうつけ者でございます。</p>
<p>まあ、“こりおりか”はさて置いて、黒潮は台湾から石垣島の間を抜けて東シナ海の陸棚斜面上、九州の南西(奄美大島と種子島、屋久島など大隅諸島の間の海域)で東向きに向きが変わり、日本の南岸を流れます。<br />
日本の南岸を流れるときは四国・本州の海岸線に沿ったコースが一般的で、日本の近海を流れる代表的な海流と広く知られており、「日本暖流」とも呼ばれています。<br />
そして黒潮は、南極還流やメキシコ湾流と並ぶ、世界的に大きな規模の海流なのです。<br />
そのほか黒潮の特徴として“貧栄養”であるため、小魚などの餌となるプランクトンの生息数が少ない透明度の高い海域となっています。</p>
<p>例年ならば四国・本州沿岸付近に沿ってほぼまっすぐ流れている黒潮ですが、今年は室戸岬沖から大きく南下して遠州灘の遥か南方の沖合で北向きに反転、そして八丈島をはじめ伊豆諸島をかすめながら本州へ接近するという「大蛇行」の流れとなっているのです。<br />
この“黒潮大蛇行”ですが、もの凄く珍しい現象なのかといえばそうとも言えず、直近の過去では2004年(平成16年)7月から翌年8月にかけて発生しており、概ね数年から10年周期で大蛇行が起きているのです。<br />
そして黒潮が大蛇行している期間もばらつきがあり、1930年代では10年間も蛇行した状態が続いていたのでした。</p>
<p><cite><a href="http://flowerpark.naturum.ne.jp/e2992140.html" target="memo" rel="noopener">画像出典元：http://flowerpark.naturum.ne.jp/e2992140.html</a></cite></p>
<p>&nbsp;</p>
<p style="text-align: right;"><a href="https://sakama.tokyo/blog/archives/3091">黒潮大蛇行とニッポン　その2</a></p>
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