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	<title>シラスウナギ - 魚の総合メディア | サカマ図鑑</title>
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	<description>魚に関することいろいろ</description>
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	<title>シラスウナギ - 魚の総合メディア | サカマ図鑑</title>
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		<title>うなぎあれこれ…またまたリターンズ</title>
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		<dc:creator><![CDATA[サカマ]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 12 Mar 2018 11:00:16 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[さかなの豆知識]]></category>
		<category><![CDATA[featured]]></category>
		<category><![CDATA[ウナギ]]></category>
		<category><![CDATA[シラスウナギ]]></category>
		<category><![CDATA[ニホンウナギ]]></category>
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					<description><![CDATA[今年の夏、ウナギは本当に食べられなくなる“危険性”が起こりうるかもしれません。 日本の太平洋沿岸部では12月以降から春にかけて、南方で産まれたニホンウナギの稚魚が黒潮によって流されてくるため“シラスウナギ漁”が始まります。 捕獲されたシラス…]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>今年の夏、ウナギは本当に食べられなくなる“危険性”が起こりうるかもしれません。<br />
日本の太平洋沿岸部では12月以降から春にかけて、南方で産まれたニホンウナギの稚魚が黒潮によって流されてくるため“シラスウナギ漁”が始まります。<br />
捕獲されたシラスウナギは養鰻池に放され、年間で最もウナギの需要が多い7月の「土用の丑の日」に間に合うように“短期畜養”されています。</p>
<p>さて、この原稿を書いているのが一月中盤でシラスウナギ漁が解禁になってから一月が経過しましたが、今期のシラスウナギ漁は前年比で1％しか水揚げされていません。<br />
例年に無い“記録的不漁”で、このままゆけば史上最低の水揚げ量となる恐れがあり、シラス漁関係者や養鰻業者はシラスウナギの確保が難しくなるのは必至です。<br />
最近ではコンビニやスーパーなど小売店にて、「土用丑の日」のウナギ商戦が活発になっていますが、非常に品薄になる可能性もあるためウナギ商戦の縮小、中止、または単価の大幅な値上げなどが予想され、庶民にとってウナギがますます“高嶺の花”になってしまいそうです。</p>
<p>静岡県は漁が解禁になった昨年12月の水揚げ量は“184グラム(キログラムでありません！)”と前年の0.04％、鹿児島県では半月の間に483グラムの水揚げがあり、これは前年の0.6％しか獲れていません。<br />
また、宮崎県は水揚げ量を公表していませんが「例年よりも非常に悪い」とコメントしています。<br />
シラスウナギ輸出が盛んな台湾も同様で、水揚げ量は前年の1％程度と非常に低迷している状況です。<br />
そして前期の11月、12月(2016年)の二か月の間に約6トンのシラスウナギが国内の養鰻池に放たれましたが、今期はまだどこの養鰻池にも投入されていません。<br />
水産庁では漁が本格化する1月以降、どれだけシラスウナギの水揚げ量が推移してゆくのか見守りたいとしています。</p>
<p>そもそもニホンウナギ自体が「絶滅危惧種」にリストアップされており、資源保護のためにワシントン条約で規制するべきという声が高いのです。<br />
日本では盛夏にウナギを食べて元気をつけるという文化が昔より根付いておりますが、ニホンウナギが絶滅の危機が本格的になった今、そんなことも言っている場合ではないのかもしれません。<br />
<cite><a href="http://emunodinner.com/400" target="memo" rel="noopener">画像出典元：http://emunodinner.com/400</a></cite></p>
<p><cite><a href="https://shop.sakama.tokyo/shop/shop/%E6%B4%BB%E2%9D%97%EF%B8%8F%E3%81%86%E3%81%AA%E3%81%8E/" target="memo" rel="noopener">ウナギが気になったら、サカマショップ！</a></cite></p>
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		<title>ウナギあれこれ　その6</title>
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		<dc:creator><![CDATA[サカマ]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 05 Aug 2017 10:47:44 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[さかなの豆知識]]></category>
		<category><![CDATA[ウナギ]]></category>
		<category><![CDATA[シラスウナギ]]></category>
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					<description><![CDATA[さて複数話に渡り綴ってきたシラスウナギの“密輸問題”ですが、それが横行している理由について見てゆかなければならないですね。 前々回にて、2007年に台湾が「資源保護を理由」にしてシラスウナギの輸出を規制する法律が制定されたため、これまで需要…]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>さて複数話に渡り綴ってきたシラスウナギの“密輸問題”ですが、それが横行している理由について見てゆかなければならないですね。</p>
<p>前々回にて、2007年に台湾が「資源保護を理由」にしてシラスウナギの輸出を規制する法律が制定されたため、これまで需要が高かった台湾からのシラスウナギが日本に入ってこなくなり、法律の抜け穴を狙って香港へ密輸して日本へ”正規輸入”という状態が続いていることをお話しました。<br />
つまりこの法律制定前の2007年まで日本と台湾では普通にシラスウナギの輸出入をしており、両国間のシラスウナギ取引は違法ではありませんでした。<br />
台湾で早い時期に漁獲されるシラスウナギが日本へ輸出され、日本で遅い時期に漁獲されたシラスウナギは台湾へと輸出という相互補完の関係が取れていました。</p>
<p>2007年10月に台湾がシラスウナギの輸出を制限してから、香港経由したシラスウナギ密輸が続いていますが、台湾のシラスウナギの輸出制限理由について、オフィシャルでは資源保護のためと説明しています。<br />
しかしこの規制の背景を知る人は、それが本当の理由とは思わない筈です。<br />
実は、台湾より先にシラスウナギの輸出規制を始めたのは日本だったのです。<br />
台湾の法制定よりも数カ月早い2007年5月、日本国内からシラスウナギを海外輸出することの制限を定めました。</p>
<p>正確には、この規制以前より日本のシラスウナギ輸出の制限は存在しています。<br />
台湾はこのシラスウナギ制限撤廃を陳情していましたが、日本は改めて輸出を制限したこと実情のようです。<br />
台湾は日本がシラスウナギ輸出制限を決めた半年後に海外向けシラスウナギの輸出を制限しましたが、この制限は日本の報復措置とした意味合いが強いものです。</p>
<p>輸出制限がシラスウナギの資源保護に結びついていれば、この規制は意味があることでしょうが、この輸出制限によって日本国内のウナギ消費量が削減されているとは考えられません。<br />
むしろ一定の需要があるウナギの輸出制限は、養鰻業者はシラスウナギ仕入れのため多額の資金を投入必要に迫られました。<br />
密輸は様々なリスクを伴うため(密輸という脱法行為そのものが許されないものですが)、ウナギの値段は適法に流通しているときよりも遥かに高額なものとなっています。<br />
現実として資源保護や養鰻業による地域経済活性化に結びつかない、この日台間の輸出制限は果たして意味があるものなのか。</p>
<p>そしてこの規制により、結果として密輸という違法行為が生じています。<br />
違法な流通は適切なデータ管理を困難にさせて、更には資源管理にも悪影響が及びます。<br />
シラスウナギの価格高騰も招いてしまい、ウナギ業界はもとより、消費者に於いても大きな影響が生じます。<br />
適切ではない規制は、社会に大きな損失が生じることがあるのです。</p>
<p><cite><a href="https://blogs.yahoo.co.jp/star7hs/17789148.html" target="memo" rel="noopener">画像出典元：https://blogs.yahoo.co.jp/star7hs/17789148.html</a></cite></p>
<p><cite><a href="https://shop.sakama.tokyo/shop/shop/%E6%B4%BB%E2%9D%97%EF%B8%8F%E3%81%86%E3%81%AA%E3%81%8E/" target="memo" rel="noopener">ウナギが気になったら、サカマショップ！</a></cite></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><a href="https://sakama.tokyo/blog/archives/2734">ウナギあれこれ　その5</a></p>
<p style="text-align: right;"><a href="https://sakama.tokyo/blog/archives/2740">うなぎあれこれ　その7</a></p>
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		<title>ウナギあれこれ　その5</title>
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		<dc:creator><![CDATA[サカマ]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 04 Aug 2017 10:33:52 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[さかなの豆知識]]></category>
		<category><![CDATA[ウナギ]]></category>
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					<description><![CDATA[ちょっと前回はキナ臭いお話になりましたが、もう少し続けます。 台湾から台湾海峡内にある離島“金門島”を経由して中国本土に向けてシラスウナギを密輸するということでしたね。 この島は元々台湾が中国本土に対して軍事最前線という位置づけでしたが、2…]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>ちょっと前回はキナ臭いお話になりましたが、もう少し続けます。<br />
台湾から台湾海峡内にある離島“金門島”を経由して中国本土に向けてシラスウナギを密輸するということでしたね。</p>
<p>この島は元々台湾が中国本土に対して軍事最前線という位置づけでしたが、2000年代の馬英九総統時代に中国本土と文化、経済交流活動を締結したことをきっかけに金門島は中国からの観光客が入国する出入り口となり、年間30万人が訪れています。<br />
金門島と対岸のアモイ間に旅客船が就航していますが、簡単なパスポート・手荷物チェックで乗船ができます。<br />
客船内に持ち込んだスーツケースの中にシラスウナギを忍ばせており、一回の密輸で数千万円相当になると言われています。<br />
この経路を利用して密輸業者は台湾産のシラスウナギを中国に運び、最終的に香港の輸出業者から“香港産”と偽って日本に向けて輸出されてゆくのです。<br />
こうして日本に到着したシラスウナギは香港が輸出国となっているので、日本では合法なもので何ら問題がないという「問題」があるのです。</p>
<p>シラスウナギの密輸に台湾当局は警戒を強化しており、最近では台北空港で香港行きの積載貨物のなかに32万尾、金額にして6千万円相当のシラスウナギを摘発しています。<br />
台湾の行政院農業委員会漁業署(日本の水産庁に該当)によると「シラスウナギの輸出禁止後、香港方面への密輸が蔓延っていることは知っている。罰則を強化して摘発に乗り出して成果を上げているが、それでも取り締まりは容易ではない」とコメントがあります。</p>
<p>何故、今でも台湾産のウナギが人気なのでしょうか。<br />
マリアナ付近で産まれたウナギ仔魚は黒潮に乗って日本方面に流れてきますが、台湾には日本のシラス漁解禁の一カ月も早く到達します。<br />
0.2グラムほどのシラスウナギを出荷サイズの200グラムに成長させるには、天然では5年というとても長い時間を要します。<br />
しかし養殖の場合ではビニールハウス内に養殖池を張り、ボイラーで水温を上げて潤沢に餌を与えるという方法で、たった“半年間”という極めて短い時間でウナギを成長させることができるのです。<br />
つまり年末に捕獲したシラスウナギを半年間で畜養させることで、日本国内で最もウナギ需要がある「土用の丑の日」に間に合う訳です。<br />
養鰻業者はこれらのウナギを巡りとても激しいせめぎ合いを繰り広げており、一刻も早く日本に到着させて遅くとも1月には養殖池にウナギを入れたいという思惑があるのです。<br />
この時期のシラスウナギはキロ300万円という超高額なものですが、日本の一大イベント「土用の丑の日」に間に合わせるにはやむを得ないとしています。</p>
<p><cite><a href="http://namingpress.com/?p=5770" target="memo" rel="noopener">画像出典元：http://namingpress.com/?p=5770</a></cite></p>
<p><cite><a href="https://shop.sakama.tokyo/shop/shop/%E6%B4%BB%E2%9D%97%EF%B8%8F%E3%81%86%E3%81%AA%E3%81%8E/" target="memo" rel="noopener">ウナギが気になったら、サカマショップ！</a></cite></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><a href="https://sakama.tokyo/blog/archives/2728">ウナギあれこれ　その4</a></p>
<p style="text-align: right;"><a href="https://sakama.tokyo/blog/archives/2737">ウナギあれこれ　その6</a></p>
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		<title>ウナギあれこれ　その4</title>
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		<dc:creator><![CDATA[サカマ]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 03 Aug 2017 10:22:48 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[さかなの豆知識]]></category>
		<category><![CDATA[ウナギ]]></category>
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					<description><![CDATA[さてニホンウナギが2014年6月に国際自然保護連合(ICUN)より“絶滅する可能性が高い絶滅危惧種”、つまりレッドリストに登録をされたことは記憶に新しいことでしょう。 しかし日常ではウナギ屋をはじめ、飲食店や鮮魚屋、スーパーの鮮魚コーナーな…]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>さてニホンウナギが2014年6月に国際自然保護連合(ICUN)より“絶滅する可能性が高い絶滅危惧種”、つまりレッドリストに登録をされたことは記憶に新しいことでしょう。<br />
しかし日常ではウナギ屋をはじめ、飲食店や鮮魚屋、スーパーの鮮魚コーナーなど、街の至るところにウナギが流通している様相を見かけるので、そこまでウナギが逼迫していることにピンと来ないのは事実です。</p>
<p>ウナギの国内供給量について日本養鰻漁業協同組合によりますと、2000年(平成12年)の16万トン(国産は2万2千トン)をピークに2007年(平成19年)に10万トン強(国産2万1千トン)、2014年(平成26年)には3.8万トン(国産1万8千トン)と急激に減少しています。<br />
この急激なニホンウナギ供給量減少について、資源がいなくなったということ以外に様々な要因が絡んでいるのです。</p>
<p>日本での養殖ウナギ供給に於いて、輸入種苗に頼る割合が大きいことが挙げられます。<br />
供給ピークだった2000年(平成12年)では総供給量16万トンに対して国内供給が2万5千トン、台湾産が3万トン、そして残り6万トン強が中国からの輸入という割合になっており、国内供給は10％ちょっとということになります。</p>
<p>2007年(平成19年)になると台湾が自国資源保護のため、シラスウナギの輸出が禁止されたのです。<br />
その代わりに香港からの輸入種苗が一気に増えましたが、実はこの香港からのシラスウナギ、台湾から香港に迂回して日本に入ってきたもので、公にはなっておりませんが業界内では暗黙の了解になっているのです。<br />
それを裏付けるかのように、台湾では不思議な出来事が起きています。<br />
3.2万トンの水揚げがあったシラスウナギのうち、国内利用されているのは何と0.8万トンのみだったのです。<br />
台湾はシラスウナギ輸出が禁じられていますので、国内消費であったはずのシラスウナギ2.4万トンが行方不明ということになります。</p>
<p>話が段々キナ臭くなってきましたが、日本人のウナギブローカーが存在していて彼らが密輸の手引をしているのです。<br />
ブローカーが台湾の仲買人と直接交渉して買い付けたものを船で移動させるのですが、台湾本土の西、台湾海峡内にある金門島という離島を経由します。<br />
金門灯は中国本土に限りなく近い台湾領土の離島でそこへ一旦運んで、観光客を装って中国本土行きのフェリーに乗り換えるのです。</p>
<p><cite><a href="https://pogogi.com/fresh-water-eel-unagi-nutrition-and-calorie-count" target="memo" rel="noopener">画像出典元：https://pogogi.com/fresh-water-eel-unagi-nutrition-and-calorie-count</a></cite></p>
<p><cite><a href="https://shop.sakama.tokyo/shop/shop/%E6%B4%BB%E2%9D%97%EF%B8%8F%E3%81%86%E3%81%AA%E3%81%8E/" target="memo" rel="noopener">ウナギが気になったら、サカマショップ！</a></cite></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><a href="https://sakama.tokyo/blog/archives/2725">ウナギあれこれ　その3</a></p>
<p style="text-align: right;"><a href="https://sakama.tokyo/blog/archives/2734">ウナギあれこれ　その5</a></p>
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		<title>ウナギあれこれ　その3</title>
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		<dc:creator><![CDATA[サカマ]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 02 Aug 2017 10:12:17 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[さかなの豆知識]]></category>
		<category><![CDATA[ウナギ]]></category>
		<category><![CDATA[シラスウナギ]]></category>
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					<description><![CDATA[前回はニホンウナギの稚魚である“シラスウナギ”の生活史について綴りました。 長年謎とされていたニホンウナギの産卵地が解明されたことは、ウナギの研究に於いて大きなエポックメーキングです。 そしてこれらの研究結果が将来のウナギ安定供給に繋がるの…]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>前回はニホンウナギの稚魚である“シラスウナギ”の生活史について綴りました。<br />
長年謎とされていたニホンウナギの産卵地が解明されたことは、ウナギの研究に於いて大きなエポックメーキングです。<br />
そしてこれらの研究結果が将来のウナギ安定供給に繋がるのではないかと思います。</p>
<p>さて、日本では寒い冬の夜になると、シラスウナギ漁が全国の各地で行われます。<br />
とくに四国の四万十川や吉野川で行われる漁はとても有名で、灯りをともした沢山の船が行き来しています。<br />
煌々と水面を照らす緑や黄色の無数の光がホタルのように、とても幻想的で美しい光景のため、この漁を見るために全国からやって来る観光客で賑わっています。<br />
そのため河川岸では三脚にカメラをセットしたカメラマンたちが、眼下のシラスウナギ漁の様相を撮影しています。<br />
シラスウナギ漁は主に月の光がない新月の夜に行われ、黒潮に乗ってやってきたシラスウナギを効率よく獲るため、大潮の干潮から満潮にむかう時間帯が漁のピークタイムとなっています。</p>
<p>このシラスウナギ漁の目的はウナギ養殖業者に供給するために行われており、安定した国内供給を図るのです。<br />
毎年12月から4月までが漁期間で、それ以外の時期は禁漁期となります。<br />
シラスウナギ漁はキロ数十万円と非常に高額な金額で取引されており、2013年(平成25年)には何と300万円という記録がありました。<br />
高額な金額が飛び交うシラスウナギ漁だけに規制は非常に厳しく、県が認めた漁業者団体(漁業権を持っている者)のみが定められた区域内のみ漁ができるとしています。<br />
また静岡県では更に厳しく踏み込んだ規制があり、横流しを防ぐためシラスウナギの不正所持や移動の禁止、水揚げしたシラスウナギの一時保管場所や運搬業者の事前届け義務付けなど定まっています。</p>
<p>これらの規制に違反をした漁業者については、漁業権取り消しなど厳しい処置が下されておりますが、もっと踏み込んで違反者のみではなく採捕団体連帯責任にしてはという意見もあるほどです。<br />
そして漁業権を持たないものが漁をする(所謂密漁)に対しては非常に厳しい罰則で望んでおり(各自治体漁業調整規則違反で検挙)、警察や漁業団体による巡回が常に行われていますが、大きな道具を必要しないシラスウナギ漁はコツを掴むと比較的簡単に獲ることができて、しかも大金が手に入るので密漁者が後を絶ちません。</p>
<p><cite><a href="http://kimi-tourguide.blogspot.jp/2011/08/unagi-futaba-eel-restaurant-sapporo.html" target="memo" rel="noopener">画像出典元：http://blog.livedoor.jp/neosupport1/archives/51106792.html</a></cite></p>
<p><cite><a href="https://shop.sakama.tokyo/shop/shop/%E6%B4%BB%E2%9D%97%EF%B8%8F%E3%81%86%E3%81%AA%E3%81%8E/" target="memo" rel="noopener">ウナギが気になったら、サカマショップ！</a></cite></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><a href="https://sakama.tokyo/blog/archives/2714">ウナギあれこれ　その2</a></p>
<p style="text-align: right;"><a href="https://sakama.tokyo/blog/archives/2728">ウナギあれこれ　その4</a></p>
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		<title>ウナギあれこれ　その2</title>
		<link>https://blog.sakama.tokyo/archives/2714</link>
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		<dc:creator><![CDATA[サカマ]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 01 Aug 2017 10:58:03 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[さかなの豆知識]]></category>
		<category><![CDATA[ウナギ]]></category>
		<category><![CDATA[シラスウナギ]]></category>
		<category><![CDATA[ニホンウナギ]]></category>
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					<description><![CDATA[さて、日本で主に食されているウナギは“ニホンウナギ”という種ということと、その生息域について前回綴りましたが、今回はその稚魚である“シラスウナギ”について綴ってゆきたいと思います。 まず、ニホンウナギは海洋で産卵が行われます。 卵から孵化し…]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>さて、日本で主に食されているウナギは“ニホンウナギ”という種ということと、その生息域について前回綴りましたが、今回はその稚魚である“シラスウナギ”について綴ってゆきたいと思います。</p>
<p>まず、ニホンウナギは海洋で産卵が行われます。<br />
卵から孵化した稚魚はその後、河口付近の汽水域から淡水の河川で成長をします。<br />
孵化した仔魚はレプトケファルス（葉形幼生）と呼ばれるもので、柳の葉のような形をしています。<br />
この成魚と異なる体型は、産まれたばかりで遊泳力が備わっていない仔魚が海流に乗って浮遊移動するために適応されています。<br />
仔魚・稚魚期はプランクトンの排出物や死骸といったマリンスノーを餌としています</p>
<p>その後、レプトケファルスは成長して稚魚になるときに、葉っぱのような平たい体型から成魚と同じ円筒形に変え半年から一年の間にシラスウナギとなります。<br />
シラスウナギの体型は成魚に似ているものの、体色はほとんど透明で全長は5 センチ程度です。<br />
シラスウナギは黒潮に乗って生息域のアジア沿岸に辿りついて川を遡ります。<br />
遡った川で昆虫・魚・甲殻類を捕食して成長し、5年から十数年という極めて長い時間をかけて成熟してゆきます。<br />
その後成熟したウナギは川を降りて再び海に向かい、産卵場へと向かいます。</p>
<p>長らくニホンウナギの産卵場所は突き止められず、外洋域の深海ということだけは分かっており、正確な産卵場は長年に渡って不明でした。<br />
2006年2月、元東京大学大気海洋研究所教授でウナギ研究の第一人者である塚本勝巳氏が率いる研究チームが、産卵場所はグアム島やマリアナ諸島の西側にあるマリアナ海嶺のスルガ海山付近にあることを突き止めました。<br />
この付近の海域で孵化してから2日程度の仔魚を多数採集することに成功し、遺伝子を調べた結果ニホンウナギと判明しました。</p>
<p>そしてその2年後の2008年夏、水産庁と水産総合研究センターの合同調査により成熟したニホンウナギの親魚を捕獲することに成功しました。<br />
水深2,000メートル以上の西マリアナ海嶺にて、数百メートルの長さのトロール網で行い、捕獲した個体のうちオスは成熟した精巣、メスは産卵を終えてしぼんだ卵巣が確認されています。<br />
さらに付近の水深100メートル前後の海中では孵化後数日が経過した仔魚を26尾捕獲することに成功しました。</p>
<p>その後翌年の2009年には直径1.6ミリの受精卵が水中160メートルで漂っていることを確認、2011年には目合が非常に細かいプランクトンネットを用いてニホンウナギの卵を採集することにも成功しています。</p>
<p><cite><a href="http://wasa-bi.com/topics/564" target="memo" rel="noopener">画像出典元：http://wasa-bi.com/topics/564</a></cite></p>
<p><cite><a href="https://shop.sakama.tokyo/shop/shop/%E6%B4%BB%E2%9D%97%EF%B8%8F%E3%81%86%E3%81%AA%E3%81%8E/" target="memo" rel="noopener">ウナギが気になったら、サカマショップ！</a></cite></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><a href="https://sakama.tokyo/blog/archives/2711">ウナギあれこれ　その1</a></p>
<p style="text-align: right;"><a href="https://sakama.tokyo/blog/archives/2725">ウナギあれこれ　その3</a></p>
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		<title>違法マグロ漁業を防げ！</title>
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		<dc:creator><![CDATA[サカマ]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 10 Jul 2017 10:18:16 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[さかなの豆知識]]></category>
		<category><![CDATA[アワビ]]></category>
		<category><![CDATA[クロマグロ]]></category>
		<category><![CDATA[シラスウナギ]]></category>
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					<description><![CDATA[世界的に資源量が極端に減り、絶滅危惧種という扱いになっている太平洋産・クロマグロの漁業規制を無視した漁獲が、国内で相次いで発覚しました。 クロマグロ以外にも、ウナギの稚魚である“シラスウナギ”、ナマコ、アワビなどの最高級魚介類密漁の摘発が多…]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>世界的に資源量が極端に減り、絶滅危惧種という扱いになっている太平洋産・クロマグロの漁業規制を無視した漁獲が、国内で相次いで発覚しました。<br />
クロマグロ以外にも、ウナギの稚魚である“シラスウナギ”、ナマコ、アワビなどの最高級魚介類密漁の摘発が多くなっており、しかも増加傾向にあるのです。</p>
<p>漁獲について定めた法律や規制を無視する漁業を「違法・無報告・無規制（IUU）漁業」と呼ばれており、その根絶は国際的に大きな課題となっています。<br />
日本はIUU漁業防止のため、国連食糧農業機関（FAO）の国際協定を本年5月に批准しました。<br />
世界的に水産物を多く消費しており、また主要漁業国として、日本はIUU漁業の根絶に乗り出しています。</p>
<p>現在、日本国内のクロマグロ漁獲量について水産庁では国際資源管理機関の中西部太平洋まぐろ類委員会での合意によって、30キロ未満の未成魚の漁獲枠を4007トン以内とするなど漁獲規制を導入して、操業海域や漁法ごとによって漁獲枠を設定して漁業者に順守を求めています。</p>
<p>昨年、長崎県で許可を得ていない漁業者によるクロマグロ漁獲、三重県では水産庁の漁業自粛要請を無視した操業が横行していることがわかりました。<br />
更に静岡、和歌山など12県で無許可漁業や、漁獲量の報告がされていないことが判明しています。<br />
分かっているだけでもIUU漁業で水揚げされたクロマグロは132トンを超えており、マグロ漁をする関係者によれば、これらの発覚した出来事は氷山の一角というのです。</p>
<p>IUU漁業によって本年の未成魚漁獲は定められた枠を守ることができなかったため、超過した量については来年の漁獲量から差し引くことになりました。<br />
太平洋クロマグロの最大の漁獲国である筈の日本が、資源管理が徹底していないことについて世界的に厳しい目が向けられており、IUU漁業が国内の問題を超えて、国際的な問題になる懸念があります。</p>
<p>もっともIUU漁業が横行しているのは日本だけではありません。<br />
FAOによると世界のIUU漁獲量はおよそ年間2600万トンに達し、最大235億ドル（約2兆6千億円）になります。<br />
この金額は日本の年間漁業生産額、1兆5千億円よりも遥かに多いです。</p>
<p>FAO加盟国はIUU根絶のため“違法漁業防止寄港国措置協定”という国際協定をまとめ、欧州（EU）や米国の批准によって2016年に発効しました。<br />
そして日本は2017年5月に批准をしました。</p>
<p>日本で密漁が横行するのは、多くの場合は漁業規制や漁獲量の報告が漁業者の自主的な取り組みに任せられており、密漁が発覚しても罰金など刑事罰が軽いことが一因と指摘されています。<br />
協定批准を機に、日本も欧米並みに強い法制度の導入が急がれます。<br />
<cite><a href="http://www.geocities.jp/zzr_1100c22004/contents_terameshi_club_368.html" target="memo" rel="noopener">画像出典元：http://www.geocities.jp/zzr_1100c22004/contents_terameshi_club_368.html</a></cite></p>
<p><cite><a href="https://shop.sakama.tokyo/shop/shop/%E5%8D%83%E8%91%89%E7%9C%8C%E9%8A%9A%E5%AD%90-%E3%83%A1%E3%83%90%E3%83%81%E3%83%9E%E3%82%B0%E3%83%AD-%EF%BC%97%E3%80%9C%EF%BC%98%E3%82%AD%E3%83%AD2100%E5%86%86/" target="memo" rel="noopener">マグロが気になったら、サカマショップ！</a></cite></p>
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