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	<title>シオダマリギンポ - 魚の総合メディア | サカマ図鑑</title>
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	<description>魚に関することいろいろ</description>
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	<title>シオダマリギンポ - 魚の総合メディア | サカマ図鑑</title>
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		<title>魚のフェロモン　その2</title>
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		<dc:creator><![CDATA[サカマ]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 28 Jan 2018 11:00:33 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[さかなの豆知識]]></category>
		<category><![CDATA[アナギンポ]]></category>
		<category><![CDATA[イソギンポ]]></category>
		<category><![CDATA[シオダマリギンポ]]></category>
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					<description><![CDATA[前回はイソギンポを使った実験で、潮だまりに生息する種と岩の裂け目に生息する種では。同じ生息域で生活するもの同士求愛行動を行うことがわかりました。 そのメカニズムを究明するカギは視覚ではなく“嗅覚”にあったのです。 同じ生息環境で生活するメス…]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>前回はイソギンポを使った実験で、潮だまりに生息する種と岩の裂け目に生息する種では。同じ生息域で生活するもの同士求愛行動を行うことがわかりました。<br />
そのメカニズムを究明するカギは視覚ではなく“嗅覚”にあったのです。<br />
同じ生息環境で生活するメスが入っていた水槽の海水の中にオスを放り込んだとき、そのオスはたちまち興奮してしまいました。<br />
何だか好きな女の子の部屋に入ったときに、そわそわしてしまう少年時代を思いだすなぁ。</p>
<p>そして次の実権です。<br />
4つにイソギンポを分類しました。<br />
①求愛活動をしたことがあるアナギンポ(この名前は便宜的名称です)のメス<br />
②現在求愛行動中のアナギンポのオス<br />
③求愛活動をしたことがあるシオダマリギンポ(この名前も便宜的名称です)のメス<br />
④魚が入っていない海水<br />
実験は②の水槽に①、③、④の海水を注入してオスの反応を見てゆきます。<br />
また上記の①から④を逆の条件にした実験も行っており、以下の通りです。<br />
①求愛活動をしたことがあるシオダマリギンポのメス<br />
②現在求愛活動行動中のシオダマリギンポのオス<br />
③求愛活動をしたころがあるアナギンポのメス<br />
④純海水</p>
<p>さて最もオスが強い興奮反応を示したのは①の海水、つまり同じ生息環境にあるメスだったのです。<br />
一方、③の違う環境下で生息するメス、④純海水に対しては全く反応を示さなかったのです。<br />
このことからイソギンポのオスは特定のメス、同じ環境下で生活しているものに対してのみ強く刺激されるのです。</p>
<p>実験を続けてゆくうちに注水がパターン化されると、魚は水の流れを感じ取ってしまう学習をされる恐れがあります。<br />
最も興奮する①の海水を水槽の左側に繰り返し流してみると、オスは数時間のうちに水流を流すだけで反応するようになりました。<br />
そこで今度は④の純海水を水槽の左側に流すと、オスは左側に向かいました。<br />
その次に再び②の海水を今度は水槽の右側から流してみると、匂いのする右側へ向かいました。<br />
水の流れに対する学習ができても、同種のメスの匂いがしたときはそちらに向かうことがわかります。<br />
“シオダマリギンポ”も“アナギンポ”も、つまりイソギンポのオスはメスが分泌する性フェロモンによって興奮して、求愛行動の結果めでたくつがいになることができるのです。<br />
<cite><a href="http://www.mune.co.jp/nekton/file/isoginpo.htm" target="memo" rel="noopener">画像出典元：http://www.mune.co.jp/nekton/file/isoginpo.htm</a></cite></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><a href="https://sakama.tokyo/blog/archives/3001">魚のフェロモン　その1</a></p>
<p style="text-align: right;"><a href="https://sakama.tokyo/blog/archives/3008">魚のフェロモン　その3</a></p>
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			</item>
		<item>
		<title>魚のフェロモン　その1</title>
		<link>https://blog.sakama.tokyo/archives/3001</link>
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		<dc:creator><![CDATA[サカマ]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 27 Jan 2018 11:00:48 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[さかなの豆知識]]></category>
		<category><![CDATA[アナギンポ]]></category>
		<category><![CDATA[イソギンポ]]></category>
		<category><![CDATA[シオダマリギンポ]]></category>
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					<description><![CDATA[魚の生殖行動ですが、多数のオスとメスが群れを成して岸へ押し寄せて放卵と放精を同時に行うものもあれば、オスとメスがつがいになって産卵するものもあります。 オスとメスがつがいになるときは性フェロモンの介在があるのです。 アメリカではイソギンポに…]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>魚の生殖行動ですが、多数のオスとメスが群れを成して岸へ押し寄せて放卵と放精を同時に行うものもあれば、オスとメスがつがいになって産卵するものもあります。<br />
オスとメスがつがいになるときは性フェロモンの介在があるのです。</p>
<p>アメリカではイソギンポによる性フェロモンの実証実験をした結果、面白いことが判ったのです。<br />
カリフォルニア沿岸に生息するイソギンポで実験をしたのですが、潮だまりができる岩礁地帯に生息する種(便宜的にシオダマリギンポ)、比較的深い岩の裂け目などに生息する種(こちらはアナギンポ)の2系統の生息域で生活するイソギンポを対象にしています。</p>
<p>いずれも春から夏にかけてオスは巣を作り、メスが近づくと頭をもたげて体を震わせて求愛行動を行い、晴れてカップルになった魚たちはつがいになって産卵活動を行います。<br />
そして産卵活動が終るとメスは巣を去りますが、オスは残って卵の保護を続けます。<br />
そしてシオダマリギンポ、アナギンポはそれぞれ自分の生息環境と同じ魚を選択し、違う環境の魚が交わることはありません。<br />
このように正確な識別ができるのは性フェロモンにあるといわれています。</p>
<p>さてこれから実験です。<br />
水槽内にシオダマリギンポのオスとメス、アナギンポのオスとメスを一緒にして飼育します。<br />
同じ生息環境同士の魚が接近したとき、オス同士の場合は互いに攻撃姿勢を示し、オスとメスが出会ったときオスはメスに対して求愛活動を行います。<br />
そして違う環境で生活する魚が接近したとき、オス同士でもまたオスとメスの場合であっても見向きすることがなかったのです。<br />
ただし、個体によっては誤って違う系統のメスに求愛の素振りをみせることがありましたが、求愛行動が成功することはありませんでした。</p>
<p>この実験結果から“シオダマリギンポ”も“アナギンポ”も正確に配偶者を見つけることができることが判りましたが、両種は同じ“イソギンポ”同じルーツなのです。<br />
お互いの判別方法は視覚によるものではなさそうです。<br />
更にこのことについて実験を進めてゆく過程でとても興味深いことが判りました。<br />
<cite><a href="http://www.mune.co.jp/nekton/file/isoginpo.htm" target="memo" rel="noopener">画像出典元：http://www.mune.co.jp/nekton/file/isoginpo.htm</a></cite></p>
<p>&nbsp;</p>
<p style="text-align: right;"><a href="https://sakama.tokyo/blog/archives/3004">魚のフェロモン　その2</a></p>
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