記事一覧
前回の続きです。 再氷結とは別に凍った食材の脂質が酸素に触れて品質低下する、所謂“脂焼け”という問題もあります。 死んだ魚は保水力がなくなり、自分が持っている脂や体液により細胞が壊れてしまいます。 脂焼けは不飽和脂肪酸が多く含んでいる魚に起こりやすく、脂がよく乗った魚の切り身や干物を冷凍するときは注意が必要です。 脂焼...
冷凍庫の整理をしたとき、ストッカーの奥にかなり古い食材が眠っていたっていうことはありませんか? 私はあります、それもしょっちゅう。 魚屋や肉屋で特価のモノを買ってきたのはいいけれど当面使う予定もなく、気が付いたら冷凍庫に数か月間も放置していたなんてね。 大抵、長期保存した食材は解凍して調理しますが、とくに魚類は肉がパサ...
前回は魚類の種苗生産現場に於いて“ナンノクロロプシス”という植物プランクトンが仔稚魚飼育で必要なことをお話しました。 今回はその続きです。 ナンノクロロプシスという植物プランクトンは、水産生物の食物連鎖ピラミッドでは最下位にあるため魚類の飼育にあたっては相当な量が必要になることを前回で綴っています。 ナンノクロロプシス...
全国100万人おさかなファンのみなさま、こんにちは。 今日は舌を噛んでしまいそうな長ったらしい名前の生物についてお話をしようと思います。 当サイトにて仔稚魚の餌となる“シオミズツボワムシ”や“アルテミア(シーモンキー)”など小さな微生物についてミクロなお話を綴りましたが、今回は更に小さな生物のお話でございます。 ナンノ...
さてマイワシサスペンス劇場、佳境に入って参りましたよ。 盛り上がっているのは、作者の私だけという噂が聞こえてきますが、気のせいですよね!? マイワシの1988年の史上最高水揚げ量が一転して、翌年以降はさっぱり捕れなくなってしまったことの原因について、当時の水産関係者が様々な仮説を立てて検証していることについて綴りました...
前回からの続き、1989年からのマイワシ大不漁について綴ってゆきます。 史上最大の451万トンという水揚げ量を記録した1988年ですが、このとき既にマイワシの生息数が減少している兆候が見られていたのです。 最初にこれを発見したのは房総半島沖で漁をする旋網船団の漁師たちでした。 例年秋の終わりになると、親潮に乗って南下し...
黒潮で生まれ育った仔魚が変態して稚魚になり、冷たい親潮を北上するお話を前回綴りました。 夏を三陸沖合より遥か北の親潮海域で、餌を食べて成長した未成魚は秋の訪れとともに再び来た道を戻り、暖かい黒潮の影響下にある房総半島沖合で越冬をするため、房総半島外海で纏まった数のマイワシ若魚が水揚げされます。 再び春が訪れた頃、1歳に...
さかなの旬
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さかなの旬蟹好き必見!かに食べ比べガイドカニズワイガニタラバガニ蟹好き必見!かに食べ比べガイド 蟹の王様、ズワイガニから身がぎっしり詰まった毛ガニまで、その違いを味わうのはまさに至福の時間。蟹好きの皆さん、どの蟹がお好みです...2023.12.07
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さかなの知識夏の旬「スズキ」スズキヒラスズキ夏の旬スズキは高級魚のひとつとして、古来より脈々と食されてきました。 古事記や万葉集にも登場し、文献によれば神事にも使われたり、平清盛が船で熊野へと詣でる際、船上に飛...2023.08.16
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さかなの知識夏と言えば「ウナギ」!!ウナギ土用の丑の日うなぎ夏の旬と言えば、アジやアユ、ハモなどたくさんあります。 『ウナギ』も7月の土用の丑の日に良く食べられていますが、実は夏が旬ではないのご存知でしたか?! ウナギの...2023.07.26
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さかなの知識岩牡蠣と真牡蠣の違いって?!先日、『牡蠣に含まれているタウリンの新機能』についてサカマ図鑑を書きました。 その牡蠣ですが、よく食べられているものが「真牡蠣」「岩牡蠣」と2種類あるのをご存知...2023.07.10
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さかな料理
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さかな料理牡蠣の炊き込みごはん冬になると真牡蠣が美味しい季節になりますね。 剥き牡蠣を使って旨味たっぷり詰まった美味しい炊き込みごはんいかがでしょうか? 福岡県糸島の『徳栄丸さん』のレシピを...2022.12.28
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さかな料理郷土料理『へか焼き』(島根県大田市)魚レシピ郷土料理島根県大田の郷土料理「へか焼き」ご存知でしょうか? 大田の日戻り漁で獲れた新鮮な魚のすき焼きです。 “へか”とは農機具の犂(すき)の先の金属部分のことで、これを...2022.12.07
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さかな料理チャレンジフィッシュレシピ「ガンコの昆布〆」魚レシピチャレンジフィッシュレシピ未利用魚レシピお刺身を昆布〆にアレンジしました 1.刺身に切った切り身をお酒で拭いた昆布に挟み、3,4時間冷蔵庫で寝かして出来上がり!! *水分が多そうな切り身の場合は塩を軽...2022.11.22
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さかな料理チャレンジフィッシュレシピ「さしみ」チャレンジフィッシュレシピ未利用魚レシピ北海道のチャレンジフィッシュのガンコ、オニカジカ、トクヒレのお刺身です。 カジカ系はぬめりがすごいので、ぬめり取りには工夫が必要です。 また、トクヒレは皮が固い...2022.11.22
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さかなの知識【2022年最新】マグロの値段相場はどれくらい?旬の時期・人気の調理方法もご紹介82824
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さかなの知識クロダイ(チヌ)はまずい?その味や美味しいレシピ、旬な時期をご紹介75495
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さかなの知識【2022年最新】高級魚のランキング6選!価格から超高級魚までご紹介64648
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さかなの知識【2022最新】栄養のある魚ランキング6選!栄養価の高い魚はどれ?47458
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さかなの知識【2022年最新】マダイの値段相場はどれくらい?旬の時期・人気の調理方法もご紹介42848
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さかなの知識【2022年最新】脂質の少ない魚ランキング6選!食べても太らない魚とは?36579
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さかなの知識【2022年最新】ヒラメの値段相場はどれくらい?旬の時期・人気の調理方法もご紹介35207
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さかなの知識【2022年最新】クエの値段相場はどれくらい?旬の時期・人気の調理方法もご紹介35198
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海に囲まれ多種多様な水産物が獲れる日本は、世界に誇れる魚食文化が根付いています。
日本の魚食文化の素晴らしさを知ってもらうために、全国の漁港や魚の紹介、また魚を美味しく食べるための、捌き方、調理方法など、魚と産地に関するさまざまな情報を発信していきます!
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